朝鮮労働党の「地方発展20×10の政策」
シン・ヨンイル：「地方発展20×10の政策」は朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議第14期第10回会議で新しく示されました。
「地方発展20×10の政策」には近代的な地場産業工場の建設を毎年20個の郡ずつで推し進めて、10年内に全国的範囲で人民の初歩的な物質・文化生活の水準を一段階飛躍させようとの朝鮮労働党の構想が反映されています。
農村振興の路線とは別途に行なわれる地方発展関連の政策は地方の政治的な立ち遅れを一掃して地方の人民の宿望を叶えてあげ、人々の認識領域を改変させる一つの大革命です。
社会の急速な発展に伴ない首都と地方、都市と農村の格差が尚甚だしくなるのは世界のどの国でも見られる普遍的なものです。しかし朝鮮では中央と地方の差を縮め地場産業を全面的にバランスよく発展させる一方、各地方の経済の特色を出した発展を促し競争的な発展を遂げる事を朝鮮労働党の宿願、重要な国策としています。
国境地域に位置した江原道*1金化郡*2では既に自分固有の特色を出した地場産業工場を建設して運営を正常化し、郡内の住民の物質・文化生活を満たしています。数年前までも貧弱な経済土台と災害性集中豪雨の影響で生活条件がとても苦しかった金化郡が、今は地場産業の発展の実際の変化をもたらす郡となりました。
朝鮮労働党はこれから建設される地場産業工場の規模を其々の市・郡の人口と住民のニーズ、経済状況と自然地理的条件に鑑みて金化郡より立派な物に建てる目標を掲げています。
地方毎、地理的環境と資源、経済的潜在力と生活環境に差はあっても共和国の領域に人民生活で立ち遅れた地域がならないというのが朝鮮労働党と共和国政府の絶対変わらない原則です。
（政治―政策）
2024.02.04 サイト音声の聞き書き
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