地方発展政策のポイントは
呉英淑(オ・ヨンスク):朝鮮労働党が目指している全面的な国家の発展は国の全ての地域と部門等の同時のバランスを保つ発展です。
今年1月、朝鮮労働党は党中央委員会政治局拡大会議を開いて『地方発展20×10政策』を策定し、8月末には地方工業工場の建設と共に各市・郡に保健医療施設と科学技術普及の拠点・穀物管理施設の建設を並行させて、地方中興の偉業を加速化するという新たな方向付けをしました。
国家の重大事が多い中でも朝鮮労働党は地方発展の政策実行を先決の課題として与えました。その実行の為に地方発展20×10非常設推進委員会が中央と各道に設置され党と国挙げての指導システムが確立しました。
全国的に数万ヘクタールの原料源が造成され技術者と熟練工が養成されています。そして地方工業工場の物質的・技術的土台作りが優先されています。『地方発展20×10政策』の実現の最初の年である今年に計画された20個の市・郡の地方工業工場の建設も終盤に入りました。
この地に生まれた人なら首都に住もうと地方に住もうと、都会に住もうと山間部に住もうと関係なく国家の社会主義的施策の下で豊かで文化的な生活を営むべきで、また必ずそうさせようというのが新たな地方発展政策のポイントです。
(政治―政策)
2024.11.17 サイト音声の聞き書き