西海閘門の冬鳥棲息地

西海閘門*1の冬鳥棲息地は西海閘門水域にあり、ナンポ市*2のワウ島*3公園からリョンナム里*4までの道路の左右1キロメートルの域に跨っています。

ここの湿地と水溜り、塩田などは、湿地を好む鳥の棲息地としてうってつけの所なので多くの鳥が集まっています。ここにはアツケシソウ、マツナ、シチメンソウ、アシ、ガマなど、多種の草本植物が育ち、低い丘にはアカシア、松など高木が育っています。

ここでカモメ、カイツブリなど90種余りの水鳥が生息していますが、夏にはオオヨシキリ、バン、オオバン、ツルクイナなどが繁殖し、アオサギと数種のゴイサギが棲息します。さらに数種のカモと白鳥の群れがここで冬を過ごします。

この他にも雁とアカツクシガモ、シギ類などが渡りの途中に留まる所として、オジロワシ、オオワシ、イヌワシなど、季節ごとに多くの鳥が群飛して棲息しています。

西海閘門の冬鳥棲息地は保護区に指定されました。

（観光）

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2021.02.22の記事
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*1 大同江の河口には「西海閘門（ソヘカンムン、さいかいこうもん、서해갑문）」と呼ばれる巨大な河口ダムが建設されている。ダム湖内部は淡水化され、堤防上には鉄道（西海閘門線）と道路が作られ対岸同士を結び、南浦港に入る大型船が通るための閘門も複数設置されている。堤防は治水と水運・交通のために建設されたもので、1980年代に朝鮮人民軍などを投入して大々的に工事が進められ、1986年に完成した。この巨大工事は金正日の指導の賜物とされ、朝鮮中央放送のテレビニュースのバックにもしばしば登場している。（Wikipedia「南浦特別市」より抜粋）
*2 南浦市（남포시）
*3 臥牛島（와우도）
*4 嶺南里（령남리）
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Last-modified: 2021-02-23 (火) 19:54:47