革命的な初の武力

革命的な初の武力

呉英淑（オ・ヨンスク）：4月25日は朝鮮で革命的な初の武力が創建された日です。

20世紀の初め朝鮮は日本帝国主義者の植民地になりました。民族が受難に喘いでいた時に生まれた偉大な金日成主席は奪われた国を取り戻す為早くから革命活動に身を投じました。

1930年代の初めには『武装には武装で、反革命的な暴力には革命的な暴力で』というスローガンを掲げて抗日戦争を宣言しました。金日成主席は抗日武装闘争を主導する勢力となる朝鮮人民革命軍を創建する為多くの愛国的な青年を武装隊列に結集させ、敵軍の武器を奪って武装を整える一方自力で武器を作るよう導きました。

こうして下準備が完了しチュチェ21年（1932）4月25日、主席はチュチェ型の革命的な初の武力である朝鮮人民革命軍を創建しました。当時は反日人民遊撃隊と呼ばれました。

朝鮮人民革命軍には日帝を憎み国と人民を愛する労働者と農民・愛国的な青年が加わりました。朝鮮人民革命軍の創建は朝鮮が初めて人民の武力・自分の革命軍を持つ事を世界に厳かに宣言し、日本帝国主義者に断固と宣戦布告したも同じでした。その時主席は20代の青年でした。

この日主席は『反日人民遊撃隊の創建に際して』という歴史的な演説をしました。主席は演説で「日帝に反対する武装闘争を展開し日本帝国主義者を打ち倒して、国の開放の歴史的偉業を達成する為に反日人民遊撃隊を組織する」とし、「日帝に反対する武装闘争を力強く繰り広げよう」と熱く呼びかけました。

朝鮮革命博物館の解説係りであるカン・ジンアさんのお話しを聞いてください。

「朝鮮人民革命軍の創建によって日帝に反対する朝鮮人民の戦いは武装闘争が主流となり新たな高い段階で成功裏に前進出来ました。朝鮮人民革命軍は金日成主席の指導の下に国家の後方も正規軍の支援も無い厳しい状況下で、日本の侵略者を相手に血みどろの遊撃戦を繰り広げて国の解放という歴史的偉業を成し遂げました。朝鮮人民革命軍が創建される事により朝鮮人民は史上初めて真の人民の軍隊を持ちました。朝鮮人民革命軍は国の解放後、革命的な正規軍である朝鮮人民軍に発展しました。（※声は姜成姫さん）」

チュチェ型の革命的な初の武力が呱々の声を挙げた4月25日があって、無敵必勝の強兵としての朝鮮人民軍の今があるのです。