初の革命武力の誕生20世紀初頭、朝鮮人民は日本帝国主義に国を奪われ、植民地奴隷の運命を強いられました。それは、国権を守り、民族を守る強い軍隊がなかったからです。当時、日本帝国主義に立ち向かう新しい武力を自力で作れると思った人は誰もいませんでした。早くから革命の道に立った偉大な金日成主席は完全武装した日帝を打ち破って国を解放する唯一の道は抗日武装闘争を展開する道だということを明らかにし、主体的な革命武力の建設を正しく導きました。 主席は革命武力の建設で、人と武器を二つの必須要素とみなし、軍事面と政治面で準備が出来ている優れた青年たちを結束することにまず力を入れました。そして、自力で敵軍の武器を奪って武装するための戦いも積極的に繰り広げるようにしました。金日成主席はチュチェ19(1930)年6月30日、抗日武装闘争の路線を示し、朝鮮人民の初の革命武力である反日人民遊撃隊を創建するために精力的に活動しました。 主席は武装隊列の根幹を育成し、至る所に遊撃隊グループを組織して訓練させ、また武器を手に入れ、大衆向けの政治活動を強化するなど、反日人民遊撃隊の創建のための全ての問題を一つ一つ解決して行きました。これに基づいて主席はチュチェ21(1932)年4月25日、反日人民遊撃隊を創建しました。 主席は、「反日人民遊撃隊の創建に際して」という歴史的な演説を行いましたが、その演説で反日人民遊撃隊の性格と使命、反日人民遊撃隊を強化し、武装闘争を本格的に繰り広げるための課題と方途を具体的に示しました。その時のことを主席は、反日人民遊撃隊は数多くの同志の涙ぐましい苦労と血みどろの戦いと犠牲の代価として得た朝鮮革命の貴い結実であったと胸熱く思い起こしました。 反日人民遊撃隊は日帝とその手先に反対し、国と人民を愛する労働者、農民、愛国的青年で組織された真に人民の利益を守る人民の軍隊であり、当面にしては日本帝国主義侵略者を打ち破って民族的解放を達成し、ひいては全ての階級的抑圧と搾取を一掃し、人民の国を建設するのを目的とする革命武力でした。反日人民遊撃隊が創建されることにより、朝鮮人民は史上初めてチュチェ思想によって導かれ、不世出の先軍の総帥が率いる真の革命軍隊を持ち、このときから銃の威力で前進し、勝利する朝鮮革命の栄えある歴史が始まりました。 革命武力の誕生は民族の怒りを胸に日帝に反対して奮い立った朝鮮人民にたたかいの行く手を示し、遊撃隊員はもちろん、愛国的な人民の心を強く捉え、大きく励ましました。偉大な金日成主席の正しい導きによって反日人民遊撃隊は鋼鉄の戦闘部隊となり、軍事の豊かな経験と強固な大衆的基盤を持つ無敵必勝の革命武力に成長しました。 2015年の記事
反日人民遊撃隊の創建に際して
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