工芸作物の生産を増やすのは主な政策的要求
呉英淑（オ・ヨンスク）：朝鮮労働党第8回大会では人民生活の向上に役立つ製糖作物・油脂作物・香料作物・薬草作物・嗜好作物等の工芸作物の生産を増やす事が強調されました。それは工芸作物を沢山植えれば人民の食生活を改善出来るし工業部門に原料を十分供給して国の経済を発展させる事が出来るからです。
朝鮮では昔から工芸作物が多く栽培され今も地元の特性に合うよう工芸作物、なかんずくアブラナ・ヒマワリ等の油脂作物を多く栽培しています。
工芸作物の生産を増やす上で要となるのは種子問題の解決です。朝鮮では気候風土に合いながら糖の含量と収量が高いサトウダイコン・サトウキビ・サトウモロコシ等、色々な工芸作物の品種をより多く育種する為の研究が本格的に進められています。また工芸作物の栽培を専門化して産量を増やしています。
高麗人参・お茶・ホップのような工芸作物の専門的な栽培地で栽培面積を拡大し、実利的な製糖作物であるステビアを多く植えるよう働きかけています。
耕地面積が限られている実情に相応しく工芸作物を畑の縁や畦畔・道端をはじめ非耕地にも植え、主作物栽培と共に前作や後作、同時栽培もする等最大限の収穫を出すようにしています。
朝鮮では耕作出来ない所にも大衆挙げての運動で油脂作物を栽培しています。
工芸作物の生産を増やすのは朝鮮労働党の主な政策的要求です。
（政治―政策）
2023.09.10 サイト音声の聞き書き
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