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国の西北端を訪ねて共和国の西北端にピョンアン北道*1シンド郡*2があります。ピダンという島*3などいくつかの島からなるシンド郡は大規模な葦の産地です。 チュチェ107（2018）年6月28日、敬愛する最高指導者金正恩委員長がここを訪れました。シンド郡には国の化学工業の発展のために腐心した偉大な金日成主席と偉大な金正日総書記の不滅の指導の業績が秘められています。こうした歴史の地を葦の生産の標準、モデルにさらに立派に変えようというのが金正恩委員長の意図でした。 金正恩委員長が島を訪ねるときは引き潮のため、船を島にこぎつけるのが無理でした。しかし島には大事な人民がいる、皆が私を呼ぶ声が聞こえてくるようだとし、ためらうことなく船に乗りました。船がピダン島の埠頭に差し掛かった時は潮が引いて泥の海底が露呈し、さらには地面に立つこれと言った足がかりもありませんでした。そんなところを金正恩委員長は船から下りてぬかるみに足を入れました。金正恩委員長のシンド郡の現地指導はこのように始まりました。 長時間にわたって郡の実態をくまなく把握した金正恩委員長は、シンド郡を大規模な葦の産地につくることから郡の住民の生活を高めることにいたるまで詳しく見聞きして、必要な措置を取りました。特に郡人民病院を都市のものに劣らない近代的な病院に整え、小学校と中学校も立派に建設するようにと言いました。遠くにいる子ほどもっと心を使う親心そのものでした。 金正恩委員長が現地指導を終えて島を発つ時でした。遅くなってその知らせに接した島の人たちが、埠頭へ向かう道路いっぱいに掛けてきました。金正恩委員長はあたたかく手を振りました。 身寄りの人たちも二の足を踏みがちな離れ島を訪ねてきた金正恩委員長を仰ぎ、島の人たちは熱狂的な歓呼の声をあげました。 （今日の朝鮮）
2020年の記事
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