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解答；朝鮮の有名な遺伝学者朝鮮の歴史に名を残した世界的な遺伝学者はケ・ウンサン*1さんです。
ケ・ウンサン（中心） ケさんは、1893年12月、ピョンアン北道*2チョンジュ市*3で農民の息子に生まれました。日本の九州帝国大学農学部に入学して、一番の成績で卒業し、大学の研究院に残りました。 研究院時代にケさんは、蚕の遺伝学、生理学および解剖学部門の複数の価値ある論文を発表して、日本遺伝学会で頭角を現しました。しかし、植民地の知識人という不遇な運命は、ケさんをして流浪の道に追いやりました。 国の解放後、偉大な金日成主席の許で始めてケさんは再生の道に入りました。ケさんは、科学の信念と実験データに基づいて、生物学の発展と農業生産にハードルとなっていた混合遺伝説と環境遺伝説に反対し、遺伝子説をあくまで守り通して、国の養蚕業の発展と世界の遺伝学、育種学の発展に大きな功績を残しました。 全ての生物有機体で環境の変化によって表れる特質は、次の世代に遺伝せず、ただ遺伝子によってのみ表れる特質だけが遺伝することを明らかにしたケさんの研究の結果は、遺伝子説に反対するため適用してきた「新遺伝学」の不当さを論証する新しい科学の発見でした。 ケさんは、遺伝子が染色体に位置していることを関連遺伝現象と確認し、蚕の染色体のゲノムをはじめて作成しました。また、複数の家蚕と柞蚕の品種を育種したのに次いで、温帯地方で越冬するひま蚕の品種を世界で始めて育種しました。
1955年、国際学術報告会に参加したケ・ウンサン（右）
1964年、北京国際科学討論会に参加したケ・ウンサン
新たな蚕の種子を研究するケ・ウンサン 金日成主席は、ケ・ウンサンさんを最高人民会議代議員、最高人民会議常任委員会委員、人民賞受賞者、労働英雄に押したて、ケさんが科学研究で収めた成果を広く紹介できるよう「ケ・ウンサン選集」を発行するようにしました。 世界的な遺伝学者として、朝鮮の歴史にはっきりとした足跡を印したケ・ウンサンさんは、今も人民の記憶に残っています。 （レクリエーション、視聴者と共に―クイズ）
2023.03.31の記事
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