vok180227

2018年2月27日ニュース抜粋

敬愛する最高指導者金正恩元帥の著作をクウェートで出版

光明星節に際して、敬愛する最高指導者金正恩元帥の不朽の著作「偉大な金正日同志を我が党の永遠なる総書記として高く戴き、チュチェの革命偉業を立派に成し遂げよう」が、クウェートの『アル・イブダオ』出版社から出版され、発行記念会がありました。

一方、朝鮮人民軍創建70周年に際して、敬愛する最高指導者金正恩元帥の不朽の著作「先軍の旗を更に高く掲げ、最後の勝利を目指して力強く闘おう」の全文が、ロシアのホームページ『イルクーツク・ブログスポット・トーツカル』に載りました。

太陽節記念エチオピア準備委員会が発足

20日、アディスアベバで『太陽節記念エチオピア準備委員会』が発足しました。準備委員会は2月20日から4月17日までを記念期間とし、この間に偉大な金日成主席の不滅の業績を称える多彩な政治文化の催しを行う事にしました。

偉大な金正日総書記を偲ぶ集いをロシア・コリョ人統一連合会が開催

光明星節に際して、朝鮮人の祖国統一の為の団体であるロシア高麗人統一連合会がモスクワで、偉大な金正日総書記を偲ぶ集いを催しました。

発言したキム・チルソン連合会会長は、「偉大な金正日総書記の誕生76周年を迎え、朝鮮民族皆と世界の進歩的な人々は総書記に限りない敬意を表している」とし、国と民族、世界の自主の偉業に尽くして成した総書記の不滅の業績に触れました。集いではロシア高麗人統一連合会の芸術団が、不滅の革命讃歌『金正日将軍の歌』と『親しいその名』、『明けるな平壌の夜よ』等の歌を歌いました。

朝鮮民主主義人民共和国高位級代表団ピョンヤン到着

第23回冬季オリンピック競技大会閉幕式に参加した朝鮮労働党中央委員会金英哲（キム・ヨンチョル）副委員長率いる朝鮮民主主義人民共和国高位級代表団が、27日、平壌に到着しました。この日高位級代表団は開城経由で着きました。

ウォンサン・カルマ海岸観光地区建設に必要な貨物の輸送増大

朝鮮で元山葛麻海岸観光地区の建設に切実に必要な貨物の輸送が、本格的に行われています。

鉄道運輸部門ではこれまで、数万トンのセメントと数千トンの鋼材、大量の木材、砂利等を輸送しました。輸送増大に伴い鉄道省では機関車の稼働率を高め、貨車の回帰日数を最大限に短縮する為に努めています。また集中輸送の列車を優先的に通過させる為の、整然とした指令指揮システムを確立し、貨物の積み下ろし作業の時間を短縮しています。元山鉄道車両連合企業所、咸興車両部品工場をはじめ関係部門でも、列車の運営に必要な部品と資材を適時に生産して輸送増大に寄与しています。

保健医療部門で成果を達成

朝鮮の保健医療部門で製薬工業の現代化を進めています。

朝鮮労働党の保健医療政策によって製薬工場に原料、資材を充分に保証する為の国家的な対策が講じられ、人民経済の各部門では医薬品生産に必要な原料と資材、設備を適時に保証しています。平壌製薬工場ではGMP化が実現した工場、省エネ・省力型の工場に変える目標の下、統合生産システムを構築し、国家科学院との共同研究で110種の200台近くの設備を製作、または改造しました。興南製薬工場では昨年同期に比べ指標別の生産計画を8割増で達成した勢いで、原料の国産化の為の研究に取り組んでいます。医学科学院薬学研究所では人民の健康増進に役立つ効能あるアンプルを開発し、国内にふんだんにある原料でカプセルの新材料を製作しました。

朝鮮絹を国家無形文化財に登録

歴史の古い朝鮮絹は軽くて丈夫であり、綺麗な模様と柔らかい手触りで世界に広く知られています。

絹は繭から取った糸で織った*1天然繊維です。古代から葦とカラムシと共に高級絹が生産された朝鮮では、三国時代に至って全地域で養蚕業が活発に行われ絹の種類も10種以上あり、色と模様も多様に発展して隣国に輸出されました。コリョ、高麗時代に絹の生産技術は一層発展して種類も更に増え、良質で美しいので「コリョ絹」と呼ばれました。今朝鮮労働党の導きの下、寧辺絹織物工場をはじめ各地の絹織物工場では、人民の好みに合う多様できめ細かい高級絹と絹製品の生産を増やして人民の生活を潤しています。一方国では、古朝鮮時代から今まで民族衣装の主な生地として利用され、その色彩と模様も多様で美しく発展して来た絹の生産技術を国家無形文化財に登録しました。

朝鮮資金洗浄及びテロ資金支援防止のための国家コーディネート委員会スポークスマンが国際金融監督機関でまたもや採択された反共和国の「公開声明」を非難

27日、朝鮮民主主義人民共和国資金洗浄及びテロ資金支援防止の為の国家コーディネート委員会スポークスマンが、国際金融監督機関で反共和国の「公開声明」が又もや採択された事を受けての朝鮮中央通信社のインタビューに次のように答えました。

「この21日から23日までパリで行われた資金洗浄防止に関する金融活動作業部会総会で、『朝鮮の資金洗浄及びテロ資金支援防止システムに相変わらず欠点がある、大量破壊兵器拡散資金の支援を遮断すべき』等という型通りの文章で貫かれた、反共和国の『公開声明』なるものが採択された。共和国はこれを、国際金融監督機関を悪用したアメリカのお決まりの手口の一環として断固排撃する。機関の『公開声明』なるものは、資金洗浄及びテロ資金支援防止システムが秩序正しく立てられ正常稼動している共和国の現実を完全に歪曲し、アメリカが並べ立てる詭弁をそのまま盛り込んだ、一顧だに値しないものに過ぎない。共和国が関連の国内法を修正捕捉し金融情報及び監督機関の役割を強化する等、国際的基準に沿って行動措置を取った事については機関側も認めており、それに伴って訪朝して現状を直接把握しようとしたがアメリカの妨害の為、今尚実現出来ずにいる事は周知の事だ。アメリカは対朝鮮金融制裁を正当化する為、最初は『国際的基準の履行』という名の下に共和国に対し『国際金融システムを通じた資金洗浄、テロ資金支援』等と難癖を付け、共和国と機関との協力が順調に進むと、今になっては『国連制裁決議を国際的基準だ』として『大量破壊兵器拡散資金の支援』という新たな口実を設けている。これは2009年から毎年行われている国際金融監督機関の反共和国の『公開声明』の採択が、世界的な核強国に急激に浮上した共和国の威力に現を抜かしたアメリカの断末魔の足掻きと、一脈相通ずるという事を雄弁に物語っている。共和国の核武力は、アメリカの如何なる核の脅威も粉砕しアメリカが無謀な戦争を行えないようにする平和守護の霊剣であり、よって機関側が心から大量破壊兵器拡散資金の支援防止に関心があるなら、世界最大の核兵器保有国で今もその維持と現代化の為に天文学的な数字の資金を投じているアメリカを厳しく問題視し、アメリカに制裁を加えるべきだ」

極度に達した好戦勢力の狂気沙汰

北と南の関係改善と朝鮮半島の平和ムードに逆らう敵対勢力の戦争策動が、極めて由々しい段階に至っています。

アメリカと日本はこの16日から23日まで「共和国の脅威」なるものに対処して、総合対空及びミサイル防衛訓練を行いました。日本海上自衛隊とアメリカの海兵隊、空軍部隊まで投入されたこの度の演習では、対空網を繋いで共和国の弾道ロケットと戦闘機に対する共同探知、追跡、迎撃のシステムを点検すると共に、対空ミサイル部隊の迎撃訓練と戦闘機のスクランブル訓練が行われました。

「労働新聞」論評

労働新聞27日付に、「再侵略の野望に取り付かれた者達の脅威説」と題した論評が載りました。

論評は、「日本の反動勢力が日本本土に対する『共和国の脅威』なるものを浮き彫りにして、共和国との対決にいつになく狂奔している。先日、日本首相安倍と防衛相小野寺はある公開の席上で、『共和国に日本全域を射程内に入れた数百機のノドン・ミサイルが配備されている』とし、『専守防衛の原則によって北朝鮮の脅威を取り除ける長距離ミサイルの導入が必要だ』と青筋を立てた。文部科学省は国中の学校に弾道ミサイル発射時の退避方法等を含めた『危機管理対応ガイドライン』なるものを配布して、3月から利用させようとしている。また日本の反動勢力は保守系の専門家達を通して、『北朝鮮の暗殺部隊が東京や大阪に隠れている可能性がある、朝米戦争が起きる場合日本の大都市がテロの標的になりかねない』等とデマを飛ばしているこれは日本の反動勢力が『共和国の脅威』なるもので、日本社会に極度の恐怖ムードを煽り立てようと躍起になっている事を物語っている。『共和国の脅威』を鳴物入りで吹聴して、その醜悪な政治的野心と軍国主義復活、再侵略の野望を遂げようとするのが、共和国との対決に狂った安倍政権の卑劣な魂胆だ。日本の反動勢力の策動には、半狂乱の総聯弾圧、共和国敵視行為を正当化して、国際社会の非難を躱そうという凶悪な企みもある。日本社会に不安と恐怖を招く張本人は安倍政権であり、その一番酷い被害に遭うのは他ならぬ日本人民だ。朝鮮民族に犯した万古の罪について謝罪するどころか、再侵略の刃を砥ぎ無謀に振舞っている日本の反動勢力は、共和国の宿敵であり日本社会の不幸の元、アジアと世界平和の敵だ」と指摘しています。

ニュース抜粋2018