チャンソンの歌

チャンソン*1は北西部のピョンアン北道*2の山間部の郡です。郡の面積の95パーセントが山地です。山の幸多くとれるところで、全ての山々は文字通り黄金の山、宝の山です。

地元の人が好んで歌う歌があります。

・・・
ここもそこも地場産業
林のように　いずこともなく
移り変わりようは
去年とまたまた違うのよ

チュチェ59（1970）年作の「チャンソンは今」と言う歌です。歌詞にあるように、チャンソン郡には食品工場、織物工場、家具工場、製紙工場など地場産業工場がたくさんあります。

偉大な金日成主席と偉大な金正日国防委員長が格別関心を持っていたところ、ここチャンソン郡は1960年代から地場産業の発展で全国のモデルとなりました。主席は153回、国防委員長は86回もチャンソン郡を現地指導しました。

そのゆかりの土地を敬愛する金正恩総書記が訪れました。チュチェ102（2013）年6月13日のことでした。総書記はチャンソン食品工場、レストランのチャンソン閣とチャンソンそば屋、ヘルスセンターのウンドクウォン、チャンソン郡文化会館などを見ました。

チャンソン食品工場で野生果実を原料とする製品を見て、すごい、中央レベルの工場の製品に劣らない、と評価しました。またチャンソン閣とチャンソンそば屋の昨日と今日を見せるアルバムを見て、昨日より今日が良かったら、明日はもっと栄えるべきだと言いました。

総書記は郡文化会館で、郡芸術サークル員の公演も観ました。演目には、混声デュエットと合唱「チャンソンは今」もありました。総書記は、素晴らしい公演だった、移り変わったチャンソンを見て、舞台からそれについての話を聞くと感動はひとしおだ、と言いました。

この日、総書記は郡がもっと豊かになれる方途も明らかにし、行く先々で我先にと抱かれるここの人たちと共に記念写真も撮りました。その後、チャンソンの人たちは総書記に手紙を送りました。

手紙を見て総書記は、歌にもあるようにこれからも永遠に去年とまたまた違うチャンソン、チャンソンは人民の幸せの笑い声溢れる楽土にならなければならないという直筆の返書を送りました。

「チャンソンは今」と言う歌が創作されてから52年！

もっと良い楽土に移り変わる明日を約束して、チャンソンの歌は末永く響き渡るでしょう。

（今日の朝鮮）

2022.01.26の記事

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