禍を転じて福となした70数日間
人類に計り知れない被害を及ぼす事で世界的な難問となっている災害性気候の為、昨年朝鮮でも多大な被害が出ました。
ファンヘ北道*1ウンパ郡*2テチョン里*3も連日の集中豪雨で水路の堤防が決壊し大きな被害が出ました。
2020年8月15日
- 730棟以上の家屋と600ヘクタールの水田が冠水、179棟の家屋が倒壊
我が家が水の中に崩れ落ちるのを見ながら住民が空を恨んでいます。敬愛する金正恩総書記はテチョン里を襲った自然の狂乱を鋭意注視していました。
8月6日と7日
金正恩総書記はウンパ郡を訪れテチョン里一帯の水害状況を現地で把握しました。総書記は家屋を失った住民を郡党委員会と郡人民委員会等の事務室と公共施設・個人世帯に分宿させて落ち着かせ、国務委員長の予備穀物を解除して供給し、寝具と生活用品・薬品等必須物資を至急供給する事を指示しました。
また人民軍で被害復旧の建設チームを組んで緊急移動させ、セメント等の工事用資材を国務委員長の戦略予備分の物資を解除して供給するようにしました。
金正恩総書記の指示により被災民を落ち着かせ被害から立ち直る為の措置が即時に講じられました。
8月9日
- 穀物を載せたトラックがウンパ郡に到着
- 人民軍部隊が徹夜の強行軍で被害復旧現場に展開された
8月10日
- 朝鮮労働党中央委員会の各部署と本部メンバーの家族がウンパ郡テチョン里の住民を支援
8月15日
- 金正恩総書記がウンパ郡人民病院とテチョン里の住民に医薬品を送った
被災民は郡党の庁舎に泊まり、郡党の人達はテントで事務を執る、嘗て無い光景が広がりました。
「こんなに恵まれるなんて、資本主義社会なら家屋を失った人がそんなこと、想像できるでしょうか」（2020年8月17日撮影）
金正恩総書記は再びテチョン里一帯の被害復旧現場を現地指導しました。立ち遅れた元の姿と水害の爪痕を完全に無くし、新しい姿を現わしつつある村を見て総書記は言いました、「我が党と党の革命偉業に限りなく忠実な人民軍がいる限り、如何なる自然災害や災厄も朝鮮人民の幸福と笑い声を奪う事は出来ない。人民の為に闘う朝鮮労働党の信念と意志を挫く力はこの世に無い」。
テチョン里の住民の苦痛を1日も早く無くしてあげよう、金正恩総書記の気高い意に則り人民軍軍人は被害復旧に昼夜兼行で取り組みました。
10月15日
テチョン里に820棟余りの住宅が新築され、新居入りした住民の幸せな生活が始まりました。
災難の8月5日から喜びの10月15日までの70数日間は、禍を転じて福と成した人民愛の伝説が生まれた日々でした。
- 2020年9月中旬から12月初めまで自然災害に見舞われた全ての地域で新居入りがあった
人民の声
朝鮮労働党があって、いかなる困難や試練も私たちの幸福を奪うことはできない…
（今日の朝鮮）
※声：カン・ソンヒ（カン・ソニ）、シン・ヨンイル
2021.11.08 サイト動画の聞き書き、字幕抜き書き
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