興南肥料連合企業所

フンナム肥料連合企業所は共和国有数の肥料生産工場です。ハムギョン南道*1ハムフン市*2に位置しています。これまでの数10年間、多くの肥料を生産して国の農業の発展と人民生活の向上に大いに寄与しました。

近年、工場では新世紀にふさわしく生産工程の現代化が進められています。まず、共和国に豊かな褐炭を原料とするガス化生産工程を構築して肥料生産の自立的土台を作りました。こうしてコストダウンと肥料増産、そして節電と公害防止が可能になりました。

工場では各工程の連携を強め、生産の科学化水準をさらに高めています。生産の初工程の原料職場から発生工程と清浄工程など各工程で設備を着実に管理し、技術のレベルアップをはかっています。その結果、時間当たりのガスの生産量が増え、いろいろな良質の化学肥料が量産されています。

工場ではメタノール生産工程も新築して2月8日ビナロン連合企業所のビナロン*3生産の正常化に役立っています。生産工程の現代化に伴い、工場では労働者の技術と技能の水準を引き続き高めています。

今、工場の労働者は生産にいっそう拍車をかけていますが、これはそのまま穀物増産と人民生活の向上へと繋がることでしょう。

2014年の記事
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*1 咸鏡南道（함경남도）
*2 咸興市（함흥시）
*3 戦後に李升基を受け入れた北朝鮮では、ビニロンは同国の発明品とされ、同国主席の金日成が命名したビナロン（비날론）という名称で呼ばれる。北朝鮮では、「主体科学」の先駆けとしてビナロン繊維産業に力を入れており、同国で生産される軍用を含んだ被服類に多く使われているといわれている。
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Last-modified: 2017-04-11 (火) 21:43:19