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山が国土のほぼ8割を占める朝鮮で、山を効率よく利用するための取り組みが進められています。ピョンヤン市のリョクポ区域薬草管理所は、山を利用して薬草を盛んに栽培することで知られています。
管理所では、進んだ科学技術を取り入れて、7年前から組織培養の方法で、薬種の苗を生産しています。組織培養の方法で植えた薬草の収穫量は、以前の6倍に達すると言います。
毎年、6月と7月には、管理所の周辺の山々は薬種の木と草で覆われます。管理所では、その栽培も科学技術的に行っています。
リ・テイル作業班長のお話を聞いてみましょう。
「農作業と同じく、薬種の木と草の肥培管理を着実にして始めて、薬の効能と収量がアップします。山と斜面など耕地に向いていない土地から適地を選び出し、薬種の木の生理的特性を考慮して、科学技術的に植えています。木陰でもよく育つものを植えていますが、アロニアだけを見ましても、３年が過ぎてから実がなるので、階段式に1、2年育てた木を山に移植するシステムとなっています」
管理所では、薬草の栽培や採取をスタンダードで行うための技術講習と伝習を正常化しています。わけても、近年、災害性異常気象の現象が頻発する状況下で、植えた木と草の活着率を高めることに力を入れています。これと共に、生物活性肥料と有機栄養液肥料を適期に、質的に施して、作物の収量と質を高めています。
野や山に薬種の木と草を生い茂らせるのは、私たちがすべきことで、将来、次の世代のためのことになる。
このような愛国の思いを胸に、管理所の従業員は薬草資源を増やすのに清らかな心を捧げています。
（経済―その他）
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