人民の要求を優先させる

人民の要求を優先させる

朝鮮の医薬品工場で製品の種類を増やすため励んでいます。ここで、新製品の開発に主眼が置かれています。ピョンヤンにあるモランボン・コリョ薬工場でも新製品の開発に力を入れ、需要の高いコリョ薬の量産に努めています。

工場の管理職のキム・グムシルさんのお話です。

「工場の所管するドラッグストアからコリョ薬の種類が足りなくてニーズに応えられずにいるとの声がありました。そこで人民の需要を満たす製品開発の新機軸を打ち出して、効き目のある各種コリョ薬を生産する大胆な目標を立てました」

それは容易ならぬことでした。工場の人たちは、薬品の開発と導入は経営活動にとどまらず、人民の健康増進に責任持つ栄誉ある課題と見なしました。まず、先端技術で生産者を準備させることを着実に進めました。

従業員が科学技術普及室で製薬工業の世界的トレンドを詳しく把握し*1、労働者の意見をまとめ、自ら高い目標を立てるよう働きかけました。また、誰もが技術革新、創意工夫に精を出すようにし、知識型の勤労者、クリエーティブな人材に準備させました。

工場の技術力が固まると、次は、国内に豊かな薬草を主な原料と選び、自力で需要の高い新製品の開発に踏み切りました。その日々に、クララの抗癌注射薬とハシドイの鎮静散剤、丹参の近視回復錠剤など効き目のあるコリョ薬が開発されました。

支配人をはじめ管理職は原料供給の対策を徹底させ、新規開発のコリョ薬生産の設備の製作も同時に進めました。コリョ薬の種類が増えて工場の製品の需要は高まり、産量も倍に増えました。

経済的利益より人民の要求を優先させ、新製品の開発に知恵と情熱の限りを尽くすモランボン・コリョ薬工場の従業員の奮闘により、薬品の生産はますます伸びています。

（今日の朝鮮）