工場で会った女性の科学者

価値ある科学的発明をして国の経済発展と人民生活の向上に寄与する科学者の中には、ピョンヤン機械大学水産機械研究所の所長である功労科学者の称号を受けた博士、助教授のチョ・スギョンさんもいます。

ピョンヤン靴下工場で研究に携わっていたチュチェ101（2012）年7月2日、チョさんは、思いがけなく敬愛する金正恩総書記に見えました。この日、金正恩総書記はチョさんが開発したオートメ化された靴下包装機を見ました。

当時、国内にはオートメ化された靴下包装機関連の技術資料が一つもありませんでした。しかし、チョさんは、国に切実に必要なものなら誰であれ、必ずつくらなければならないという科学者の良心から、数百回の失敗と苦心の努力の末、国内の実情に合い、実利大のオートメ化された靴下包装機を製作しました。

女性の科学者が心魂を傾けた靴下包装機をつぶさに見た総書記は、性能がとてもよいとし、実利のある包装機を開発するため長い間、苦心したチョさんを高く評価しました。そしてこのように現実の中に入ってはじめて、実利のある研究の成果を収めることが出来る、これを極力奨励すべきだと身に余るほど褒めました。

その時から2年がたったチュチェ103（2014）年8月6日、ピョンヤン靴下工場を訪れた総書記はチョさんに会い、その研究の成果を改めて高く評価しました。その恩愛と信頼の中、チョさんは、国の科学技術の発展と人民経済の近代化に役立つ色々な機械設備を製作し、完成する成果を次々と収めました。

科学研究に全てを尽くすチョさんに、功労科学者の称号、社会主義愛国功労者の称号が授けられ、キョンルという町*1の豪華版の住宅も宛がわれました。

金正恩総書記が工場で会った女性の科学者は、朝鮮で科学者の典型として広く知られています。

（政治―為民献身）

2024.05.03の記事

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