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この6月、敬愛する金正恩元帥がチャンチョン*1というところの野菜専門協同農場を訪れました。ピョンヤン郊外にあるこの農場は市民に野菜を供給しています。
金正恩元帥は農場の人たちが汗水たらして色々な野菜をたくさん生産していることを評価し、チャンチョン野菜専門協同農場*2がビニールハウスで野菜を生産する典型、モデル農場にならなければならないという深い信頼も寄せました。元帥の現地指導を受けたこの農場には偉大な大元帥たちの不滅の足跡が残っています。
昔からここの土地は農作がふるわない赤土で、野菜の栽培は考えも及びませんでした。それが偉大な金日成主席の細やかな指導により、真冬にも胡瓜とトマトのような新鮮な野菜を生産してピョンヤン市民に送る農場になりました。
金日成主席がはじめてこの農場を訪れたのはチュチェ53（1964）年1月のある日のことでした。この日、農場の人たちと席をともにした主席は、農作と暮らし向きについて詳しく聞き、豊かな農場になるためにはどうすべきかについて話しました。その後も主席は数回にわたって農場を現地指導し、野菜の農作を集約化、科学化するための方法を教えました。
チュチェ71（1982）年4月のある日、主席がこの農場を訪れた時のことです。ビニールハウスの中は暑い湯気が漂い、上から水滴が落ちて服を濡らしましたが主席はそれをものともせず、長時間にわたってビニールハウスの野菜栽培について見ました。
現地指導が終わり、車に乗る主席に農場の人がもうこれ以上険しい野道は歩かないようにと申し上げました。すると主席はありがとう、私は指導より風に当たるため農村に出かける、私にはこれが休みも同じだと言いました。
このように野道を歩くのを休みに思っていた主席なのでチュチェ81（1992）年9月の秋に農場を訪れては仕事をよくしていると評価し、翌年にまたもや農場を訪れては農作について聞き、来年の秋にまた来るという約束もしました。
主席は晩年にもここを訪れました。主席をなくして国中が涙に暮れていたチュチェ83（1994）年の秋、農場の人たちは例年より出来がよい新しい品種の穀物を眺めながら主席への恋しさで胸を燃やしていました。
こうした時、偉大な金正日総書記はチャンチョン協同農場が主席の願い通りに農作でより大きな成果を収めなければならないといいました。ここの人たちは歳月がたっても変わりない恩情と信頼を胸いっぱいに感じています。
今も農場の人たちは科学的な野菜栽培の方法を完成して新鮮な野菜をピョンヤン市民に送り、農場の生活環境を新世紀にふさわしく一新させる一念で励んでいます。
