収穫の期日を早める

収穫の期日を早める

ピョンヤン郊外のサドン区域チャンチョン野菜専門協同農場*1はハウスでの野菜生産で有名なところです。野菜の出来が良いのは、栽培方法の改善と地力の培養、栽培係のスキルアップに秘訣があります。

数年前、農場の人たちはニーズに答えて野菜の生産を増やす方法を模索しました。ハウスの温度や作物の生育条件に合わせて、段階別に野菜を栽培し、わけても間作に目を向けました。

作業班長のリ・ボンミョンさんのお話です。

「先ず主な作物としてホウレンソウを栽培し、次にキュウリとトマトの苗を育て、その畝間に白菜と大根、唐辛子を植える、というふうに６段階にかけて作物を配置し、念入りに育てました。それぞれの段階で一寸の土地も寝かさず、野菜を栽培した結果、生産を増やすことができました」

栽培方法が効を奏するように、生物活性堆肥と消石灰を利用して地力を培いました。そして、栽培係のスキルアップを図って、野菜の栽培を科学的に行いました。

効果的な栽培方法と地力の培養、栽培係のスキルアップは、営農作業の効率化に役立ち、収穫の期日は早められ、産量も伸びました。

（今日の朝鮮）