各地に建てられているハウス農場

各地に建てられているハウス農場

ここ数年内に人民に四季を通して新鮮な野菜を十分供給するのは、朝鮮労働党が何よりも重視している最優先的な課題です。敬愛する金正恩総書記の精力的な導きの下、各地に人民の食生活に役立つ大規模なハウス農場が建てられています。

10数年前のチュチェ101（2012）年9月21日、金正恩総書記は増改築されたピョンヤン野菜科学研究所を訪れました。総書記は、先端技術生産システムを確立して、野菜の生産を増やせるしっかりした土台をもたらしたことを評価し、野菜は人々の食生活に欠かせない総合ビタミン剤も同じだと言いました。そして、色々な優良品種の野菜を多く栽培して人民にふんだんに供給すべきだ、このようなハウスを各道にも建てるべきだ、と言いました。

翌年の6月19日、総書記は、数棟のハウスを建てて実益を得ているピョンアン南道*1のある農場を訪れました。総書記は、今、全国的に野菜ハウスが大々的に建てられているが、実際に功を奏しているか確かめるために来た、農村の実情に応じて地元の資材でハウスを建てたのが気に入る、と高く評価しました。そして、各種の野菜を生産して、農場の人たちに供給しているのは良いことだと言って、とても喜びました。

各地に多くのハウスを建てて、人民に四季を通して新鮮な野菜を供給するのは、総書記の心からの願いでした。総書記は、悪天候のため野菜の出来が思わしくないハムギョン北道の道民のため、近代的なハウス農場をスケール大きく建てる構想を練りました。自ら現場に出向いて、軍用飛行場のあった所にハウス農場の敷地も見立て、建設の進み具合に常々関心を持って、チュンピョン・ハウス農場が立派に完工するよう指導しました。

チュチェ108（2019）年12月3日、操業式に臨席した金正恩総書記は、地理的に遠く、近い所はあっても、私の心の中には遠く、近い人民がいない、ハウス農場がハムギョン北道*2の道民の食生活に役立つならそれに越したことはない、と言いました。総書記は、ハムギョン南道にも100ヘクタールの大規模なハウス農場を建てる構想を練り、リョンポ・ハウス農場の建設を2022年度の主な国家建設政策上の最優先的な課題に与えました。

昨年10月、リョンポ・ハウス農場が竣工し、次いで、今年の2月15日にはピョンヤン市民のためのカンドン・ハウス農場の起工式が行われました。金正恩総書記は起工の鍬入れをしました。

ピョンヤン市*3テソン区域*4人民委員会のパク・テソン部長のお話です。

「起工の鍬入れをする金正恩総書記の姿に、深い感動を覚えました。実際、ピョンヤン市民のためのハウス農場がないわけでもありません。チャンチョン野菜農場、野菜科学研究所など各所にハウスが建てられて、市民は野菜に不自由していません。でも、人民を思う金正恩総書記の恩情にはきりがありません。人民にもっと潤いのある生活をもたらすため、今年、膨大な重要プロジェクトの建設が多く計画されている中でも、近代的なカンドン・ハウス農場の建設を発案したのです」

国の至る所に建てられているハウス農場は、朝鮮人民の食生活の改善に大いに役立つことでしょう。

（政治―為民献身）