新たな抗ウイルス剤の開発者たち

医学研究院の薬学研究所で臨床現場との連係を密にして、効能のある医薬品を開発しています。

薬学研究所のリ・ホイル主任のお話です。

「うちのセクションは、伝統のコリョ薬種から分離した天然の活性成分の作用を高めるのが専門です。近頃、呼吸器疾患を予防し、治療できる医薬品の開発に力を入れ、抗ウイルス、抗菌効果の高い新たなキトサン誘導体の開発に漕ぎつけました。これを踏まえて、呼吸器疾患に特効のあるキトサンQ188鼻腔スプレーと咽頭スプレー、口腔錠剤を開発しました」

研究チームが新たな抗ウイルス剤の研究を始めたのは昨年からでした。万病の元である風邪の新たな治療薬を開発する目標を立て、呼吸器疾患の治療に効果的な抗ウイルス剤、抗菌剤の開発に総力を結集しました。

最大の治療効果を出す最適化した薬物の配合比率を割り出す研究は、大変手間隙かかるものでした。膨大なデータを分析し、天然の薬種に含まれている薬理活性物質の定量を確立するため英知を出し合い、やがて、実情に合う新たな薬物を開発して、治療と予防現場に導入する成果を収めました。

新しく開発された医薬品は、これまでの抗ウイルス剤の欠点を克服し、優れた薬理作用と治療効能を表しています。

医学研究院の薬学研究所では、今、より効能の高い抗ウイルス剤を開発するための研究に励んでいます。

（文化―教育、保健医療）

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2023.08.19の記事
 

医学研究院：薬学研究所：もっと高い目標を掲げる、効能の高い医薬品の研究で

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Last-modified: 2023-08-20 (日) 20:28:05