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南興青年化学連合企業所平安南道安州市に位置する南興青年化学連合企業所は各種の化学製品を生産する近代的で総合的な大規模化学工業企業である。 当企業は、尿素肥料、ポリエチレン、オーロン、ポリプロピレンなどを生産する化学総合工場を基本とし、炭酸ナトリウム工場、その他の補助部門の企業からなっている。 操業を開始した当初は数種類の化学製品を生産するにすぎなかったが、今は数百種の良質の化学製品を生産する連合企業に発展した。 当企業は、生産の物質的・技術的土台を強化し、製品の国産化を実現することに第一の関心を払っている。 最近には大規模無煙炭ガス化工程を設けて、チュチェ肥料の生産に拍車をかけている。 また、無煙炭ガス化生産工程に必要なガス清浄工程、棒炭成型工程、ガス発生工程、肥料出荷場などが完備された。 科学者、技術者は、ガス発生工程やアンモニア生産工程など工程別特性に応じた制御プログラムを開発することによって、自動調節と逐次制御、情報・遮断システム、自己診断機能を備えたコンピュータ制御システムを確立するとともに、各生産工程の温度、圧力、流量、準位などすべての指標をリアルタイムで全面的かつ集中的に監視、分析し、分散制御できるようにした。 分散型コントロール・システム(DCO)が開発、導入されて肥料の生産で大きな成果が得られ、国の大化学基地に総合コントロール・システムを実現しうる展望が開かれた。 また、ガス化１系列工程が完成し、朝鮮に無尽蔵な原料を使い、電力を節約しながら農業の発展と人民生活の向上に寄与している。 南興青年化学連合企業所は生産を高い水準で正常化しながら、自力自強によって設備と技術を改善し、より近代的な製品生産工程を設けることによって、農業、軽工業をはじめ人民経済各部門が求める原料と資材を十分に供給するために努力している。
2016-09-06 （Naenara―朝鮮民主主義人民共和国）
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