又もや世界記録を塗り替えたウェートリフティング選手
第17回アシアンゲームで共和国の選手たちは多くの種目で優勝して、人民を喜ばせ、民族の誇りを募らせました。今大会で共和国の初の金メダリストは労働英雄称号と人民スポーツマンの称号を受けたウェートリフティングのオム・ユンチョル選手です。
男子56キロ級に出場したオム選手はジャークで従来の記録を破り、またもや世界新記録をマークしました。オム・ユンチョル選手は世界ウェートリフティングの強豪の一人です。
- 第30回オリンピック大会のウェートリフティング男子56キロ級ジャークで体重の3倍である168キロを引き上げ、オリンピック新記録をマーク。
- 2013年アジアウェートリフティング選手権大会の男子56キロ級で総合1位。
- 2013年ユース・シニア級アジアカップおよびクラブウェートリフティング選手権大会の男子56キロ級ジャークで169キロを引き上げ、世界新記録をマーク。
- 2013年世界ウェートリフティング選手権大会の男子56キロ級で総合一位。
- 第17回アシアンゲームのウェートリフティング男子56キロ級ジャークで170キロを成功させ、世界新記録をマーク。
これはオム選手がチュチェ101（2012）年の第30回オリンピック大会以来、これまで収めた成果です。
世界ウェートリフティング界に彗星のごとく現れたオム選手は2年余りの間に世界ウェートリフティングの強豪の地位を決めました。その秘訣は何でしょう。
ここで第30回オリンピック大会を控えてオム・ユンチョル選手が書いた日記のひとくだりをご紹介しましょう。
「ウェートリフティング選手になるのは中学時代からの私の希望、願いであった。しかし、体が余り小さく、プロになる自信はなかった。ウェートリフティング選手としての展望が薄いと断定していた私にも素質はあるとみて、またそれを大事にして、国ではアムノッカンスポーツ団に入団させ、その結果、今は世界大会にも堂々と出場している。世界の強豪にまで育ててくれたありがたいこの国を輝かすために共和国の旗を世界に翻すつもり」
国の配慮に報いる思いでいっぱいのオム・ユンチョル選手なので今はウェートリフティングの強豪として世界に名を馳せることができたのでしょう。
2014年の記事
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