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今年の農業で重視されるのは呉英淑（オ・ヨンスク）：毎年世界を襲っている災害性異常気象とその為悪化一路を辿っている食糧危機は世界の人々の生命と発展を由々しく脅かしています。朝鮮の農業部門も災害性気象により少なからぬ被害を受けています。 朝鮮労働党は農業生産を増やして人民の食糧問題を解決するのを国の存亡と革命の将来に関わる死活問題と見做し、その発展に先ず力を入れて来ました。昨年末に開かれた党中央委員会第8期第6回総会では今年も国中が総力を結集して農業を立派に営む事が強調され、今年の農業で重視すべき問題を明らかにしています。 その中の一つが科学的な小麦作の方法を確立し小麦作を正常軌道に乗せる事です。稲とトウモロコシが表作だった朝鮮では昨年から穀物生産の構図を変え稲と小麦作へと方向転換しました。小麦の栽培面積が増えていますがそれに合わせて一日も早くヘクタール当たりの収量を高めて、初めて穀物全般の収穫高も上げる事が出来ます。 今年の農業で重視されるのはまた既成の事実となっている災害性気象の影響を避ける事です。災害性気象に影響されずに高くて安全な収穫を出すには優良種子の確保、科学的な栽培技術の確立、灌漑システムの完備、営農物資の十分な提供が必須という事を明らかにしています。 国中に農業部門を誠心誠意支援する気風を確立するのもポイントとして指摘されています。毎年そうですが人民皆が総出で農村を労力と物資共々積極的に支援するのは良い作柄をもたらす為の前提です。 その他、国の人的・物的資源を残らず動員して干潟地をスケール大きく開墾し耕作出来る土地を最大限探し出す事、効率的な保護農法を受け入れて耕地を保護する事にも触れています。 何としても食糧問題を近い内に完全に解決しようというのは朝鮮労働党の揺るぎ無い意思です。 （政治―政策） 2023.02.05 サイト音声の聞き書き
一坪の土地でも探し出そう、国家の重大事、収量の多い品種の育種のために、農業の発展目指す、農業生産で重視するのは、農業発展の主な原動力
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