リュギョン眼科総合病院

柳京眼科総合病院

人が千両なら眼は八百両という言葉があります。このように大事な眼を明るくする近代的なリュギョン眼科総合病院は平壌のムンス*1地区に建てられ、共和国での眼科治療がより高い水準で行われています。

リュギョン眼科総合病院は外来病棟と入院病棟、そして眼鏡ショップから成っています。

外来病棟には各種検査室と実験室、治療室と手術室があります。1階のホールは来院患者と面会者の為の待合室を兼ねています。来院患者はここで受付をし、病状によって専門科に案内されます。

2階は来院患者で一杯です。白内障と緑内障、小児眼科等各種治療室と、角膜屈折検査室、眼圧と視野の検査室、眼球超音波検査室等各種検査室と実験室があります。

ここでは走査レーザー眼底断層カメラと光干渉断層カメラ等、最新医療設備により眼科疾病の診断をより正確且つ迅速に、そして科学的にしています。診断を受けるとすぐ治療です。

3階には硝子体網膜手術機等、先端設備完備の4つの手術室があります。ここでは硝子体網膜手術、緑内障の手術、白内障の手術等、難しい眼科手術を円満に行っています。

医長キム・マンソクさん。

「ガラス体網膜手術は、とても複雑で時間も掛かるので高い精神力と臨床技術を要する眼科手術です。ガラス体網膜手術といえば眼に0.6ミリメートル程度の非常に小さい穴を開けて、眼内レーザー器具をはじめ先端手術器具で0.1ミリメートル程度の膜に手術を施す微細手術です」

この手術法方は世界的に見て、各国の眼科の発展水準を決める尺度となっているとの事です。このカンファレンス観察室では画面を通して手術過程を看視し、状況に応じて即時の対策を立てます。

3階には手術患者の為の1日回復室と集中治療室があります。リュギョン眼科総合病院の建物は地熱による冷暖房システムと、省エネ及びグリーン建築技術が取り入れられて、より立派な治療環境を保っています。

入院室に入ると人の眼を模った照明と薄緑色の壁が目に付きます。ここで患者は何の不自由もなく入院生活をしています。

7階の小児眼科の入院室は童話の世界のようです。廊下の壁、部屋の全てのインテリアと家具が、童心に合わせて施されています。そして託児所や幼稚園で見られる遊び場もあります。

入院病棟の屋上には患者の為のユニークな休憩所もあります。

世界の保健医療のトレンドに合わせて治療条件と環境が立派に整ったリュギョン眼科総合病院は、オープンしていくらも経っていませんが、多くの人がそのお陰を被っています。

ソン・ミョンヒさん（65歳）。

「あちこちの病院で目の治療を受けましたが、よく治らないので心配しました。ところが、この病院の網膜科の医長を始め担当医、看護婦などに見守られてすっかり回復し、退院することになりました。なんとお礼をしたらいいかわかりません」

第1副院長リュ・ウンヒさん。

「病院の建設と設備の費用を省いて現在、病院の正常運営だけでも莫大な費用がかかります。でも、国がこれをみな負担してくれて普通の勤労者が最上の医療ケアを無料で受けています」

ここは眼鏡ショップです。ここでは紳士用、夫人用、子供用の眼鏡と色眼鏡、自転車用、運動用、水中用の眼鏡、ルーペ等、人々の性別と好みに合う色々な眼鏡と光学機材を提供しています。ここを訪れる人達はこの矯正室で視力検査をしますが、検査処方により気に入るフレームの眼鏡を購入します。

リュギョン眼科総合病院をはじめ近年建てられた近代的専門病院を通じて、人民の生命と健康を国が全て責任持つ朝鮮の保健医療施策がより立派に具現され、人民への医療ケアのレベルが日々向上しています。

（今日の朝鮮）