IT化が実現した病院

IT化が実現した病院

共和国のピョンヤン市第2人民病院の医師たちが医療ケアのIT化の実現で成果を収めています。

ピョンヤン市第2人民病院副院長のキム・スンファンさんはこう話します。

「私たちは発展する時代に即して医療ケアを改善することに着実に取り組んできました。実力があり、錚々たるメンバーで技術チームを組み、関係部門の専門家、技術者との緊密な連携の下、IT化を実現する上での難題を一つ一つ解決していきました。これと共に病院自らの力でIT化の実現に必要な物質的・技術的土台もしっかり築きました。このように医療ケアのIT化が病院全体の課題として力強く進められた結果、根本的な変化がおきました」

IT化が実現したこの病院では患者の治療が科学的に行われています。オンライン医療ケアシステムを通じてピョンヤンの病院と郡の病院が緊密に協力し、治療が迅速かつ正確に行われています。患者の病状や当日のオペ回数などなど、各科から毎日送り届ける個別的な統計資料が随時総合、分析され、それに基づいて治療対策が立てられています。医薬品と試薬、滅菌ガーゼなどと生活物資のリストもすべてIT化され、病状にともなう薬の処方も的確に行われています。

これだけではありません。ここの病院の人たちはITサービス室で必要な医学科学の資料を閲覧し、専門治療に対する知識と臨床能力を絶えず高めています。

「これからも私たちは成果に奢ることなく、医療ケアをさらに改善していくつもりです。人々が社会主義保健医療制度のありがたさを肌で感じるようにするため少しでも尽くして行きたい、と思っています」