「朝鮮の声」郵便箱 2024.05.05姜成姫(カン・ソンヒ、カン・ソニ):「朝鮮の声」放送へようこそ。 ソン・ジョンチョル:「朝鮮の声」放送へようこそ。 姜成姫:この頃の平壌は昼は25度を越えてすっかり初夏を思わせる日が続いていますが、皆さんの地方では如何ですか? ソン・ジョンチョル:はい、色取り取りの花が満開になっていた牡丹峰も今は濃い緑が目立ち始めました。 姜成姫:さて、この4月16日、平壌では和盛地区*1第2段階の1万世帯の住宅の竣工式が盛大に行なわれましたね。 ソン・ジョンチョル:そうです、竣工式ではユニークな公演も披露されましたね。 姜成姫:はい、竣工式に参加した人皆が深い感動を覚えましたね。 ソン・ジョンチョル:そうです。特にこの度の公演で『親しい父』、『親しい父』という新曲が初めて公開されましたが、たちまち大ヒットし国中に広まりました。 姜成姫:この歌は「朝鮮の声」放送の視聴者の間にも大きな反響を呼び起こしましたが、その事について東京都にお住まいの鈴木悠太さん、鈴木悠太さんからのメールを通じて見てみましょう。鈴木さんはこう書いておられました。
ソン・ジョンチョル:埼玉県の星野晃さんからも電子メールが届いていますね。 姜成姫:えぇ、そうです。星野晃さんは次のような電子メールをお送りになりました。
ソン・ジョンチョル:この2通のメールを拝見しただけで『親しい父』という歌の持つ聴く人を魅了する力について考えさせられますが、それは何だと思いますか? 姜成姫:聴く人を浮き浮きさせるメロディー、歌手達の素晴らしい歌唱力も然る事乍ら、朝鮮人民の思いが偽る事無くリアルに歌われている為だと思います。 ソン・ジョンチョル:そうです。画面に映し出されている指導者を信じて慕う人民の素顔、歌詞とメロディー、歌手達の歌唱力、これら全ての要素が見事に調和しているからでしょうね。 姜成姫:正にその通りです。今日ご紹介したお二人の視聴者の他にも沢山の方々がこの歌をリクエストなさっています。 ソン・ジョンチョル:はい、次の『お望み音楽』の時間にお掛けしますのでお楽しみにして下さい。 姜成姫:では皆さんお元気で。 ソン・ジョンチョル:またお会いしましょう。 (「朝鮮の声」郵便箱) 2024.05.05 短波放送の聞き書き、小芝居
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