近代化された工場

近代化された工場

共和国では、知識経済時代にふさわしく人民経済の各部門で科学・技術と生産を密着させて生産工程の近代化を実現しています。

1970年代に建てられたピョンソン合成皮革工場も一新しました。この工場が建てられた当時、世界的に合成皮革工場は一部の国にしかありませんでした。人民に良質の生活用品をより多く送ろうとの偉大な金日成主席の取り計らいで共和国にも合成皮革工場が建てられたのです。

それ以来数十年間、工場は革靴や生活用品の生産で大きな役目を果たして来ました。チュチェ100年、2011年10月7日の偉大な金正日総書記の工場現地指導は、合成皮革の質を高める上で飛躍をもたらす重要な契機となりました。

支配人、つまり責任者のリ・スウンさんのお話です。

「当時、偉大な金正日総書記は強行軍の現地指導を続けていました。しかし、総書記は疲れをいとわずすべての工程をつぶさに見て、私たちの成果も評価しました。製品に一つ一つ触ってみて、立派に作ったと、多くのことをしたと評価し、工場の行く手を示しました。特に、新世紀にふさわしい合成皮革を量産するためには工場の近代化をより高いレベルで実現し、先進技術を大いに受け入れるべきだと教えました。これが、工場に残した総書記の教えになるとは夢にも思いませんでした」

金正日総書記の遺訓通りに、工場の技術者と労働者たちは、良質の合成皮革を生産するための近代化工事に奮い立ちました。こうして、1年余りの間に近代的な不織布の生産工程と先端レベルの湿式樹脂塗布工程を新設しました。今は、試運転段階にあります。

合成皮革は、天然の皮革より伸び縮みが悪く、汗を吸い取る性質の弱い欠点をもっています。こうした欠点は新しい工程が設けられてさらに円満に解決されました。

技術準備室の主任アン・ジョンチョルさんのお話です。

「新しい設備ではこれまでの欠点を完全に無くした合成皮革を生産できます。たぶん、消費者のニーズに答えられると思います。丈夫でデザインも良い革靴を作れるばかりか、服地用、カバン用など人々に実際に満足感を与えられる製品の合成皮革を生産できる確固たる土台が築かれました」

間もなく、工場では色々な良質の合成皮革が量産され、人々により良い合成皮革の製品が送られることでしょう。

• 2019.02.11 各地の軽工業工場で新学年の新入生のための消費財の生産を進めています
• 2019.09.29 パク・ポンジュ副委員長がピョンアン南道の各部門の実態を現地で把握しました
• 2020.03.21 防寒用の機能性布地を開発し、量産しています
• 2020.12.28 工業部門で80日間キャンペーンの生産目標を繰り上げて達成しました
• 2022.03.08 学生、生徒に供給する履物の生産に拍車をかけています
• 2022.03.18 キム・ドクフン内閣総理が各部門の実態を現地で把握しました
• 2022.11.16 キム・ドクフン内閣総理がファンヘ南道の農業部門の実態を現地で把握しました
• 2022.11.29 金日成主席と金正日国防委員長のモザイク画がピョンアン南道の各所に建てられました
• 2023.09.26 各工場で生産活性化に力を入れています