無用だった廃物も

無用だった廃物も

科学技術の発展で各種の廃物の再生の可能性が日増しに大きくなっています。共和国の多くの所でリサイクル化を、地域と其々の企業の経済発展の鍵として根気良く進めています。

ファンヘ北道*1ヨンタン郡*2

ここで重視されているのが買い付けです。既に久しい前から共和国には整然とした買い付けシステムが立てられています。ファンヘ北道ヨンタン郡では機関・企業・協同農場はもちろん住民地区に至るまで、遊休資材を収集する箱を分類して置いて各種の遊休資材を効率良く再生利用しています。

ピョンソン合成皮革工場

ピョンソン合成皮革工場では打綿機を製作して、不織布の生産の過程に出る端切れで綿を生産しています。多くの職場でリサイクル化を自分の技術力に頼って進めており、設備も自前の物で作って利用しています。

ピョンアン北道*3シンイジュ市*4

編組物をはじめこの小間物も、これまで無用な物とされていた副産物で作った物です。見栄え良く使い易い色々な消費財は購買者の間で人気上々です。

ピョンヤン市*5

マンギョンデ区域*6日用品買い付け・販売店職員シム・ジョンヒさん。

「人民生活が日増しに向上し、時代が急速に発展するほど、遊休資材がもっと増えています。店では色々な買い付け方法を活用して、多くの遊休資材を地場産業工場に送っています」

 

マンギョンデ区域では廃物を利用して、ブロックやプラスチック製のパイプをはじめ建設用資材を生産しています。

ピョンヤン日用品工場

ピョンヤン日用品工場では市内の買い付け所との連携の下、遊休資材の回収・利用をリサイクル化のキーポイントとしています。また品質向上の為の研究に力を入れて現在10種余りの樹脂製品を生産しています。

ピョンヤン建材工場

ピョンヤン建材工場では生産正常化の鍵を、燃料・資材のリサイクル化に求めて根気良く進めています。

課長ソ・ウンソクさん。

「工場では生産工程の特性から、原料、資材の国産化、リサイクル化が重要視されています。多くの原料と資材が利用され、廃物も沢山生じるので再生利用の範囲を出来る限り広めています。タイルの生産工程から出る廃物を生産に利用するための合理的な配合比率を確定し、人造大理石を研磨したときの廃物も添加剤に利用しています」

 

トンムン写真技術交流所

ピョンヤン市の小さい写真技術交流所でもサービスと印刷物製作の過程に生じる廃物で額縁も制作し、小道具も作って経営活動で多くの実益を得ています。

経済発展の原動力となり安全な生態環境を保つリサイクル化。これを重視する時、私達の生活はより美しくなるでしょう。

（今日の朝鮮）

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