自力更生の精神

自力更生の精神

80年近くの歴史を有するキムジョンテ電気機関車連合企業所*1は自力更生で知名度の高い企業です。分けても、1961年、当時、数カ国に限られていた電気機関車を自力で製作しました。自力更生の伝統は引き継がれ、企業所では馬力の高い電気機関車と内燃機関車を次々と製作しました。2015年は朝鮮式の地下鉄用の電動車もつくりました。

チュチェ104（2015）年7月19日、敬愛する金正恩総書記はキムジョンテ電気機関車連合企業所を訪れました。総書記は高まる一方の鉄道輸送と交通運輸手段の需要を満たすため電気機関車と客車の生産をハイレベルで正常化すべきだとし、地下鉄用の電動車を開発する課題を与えました。そして、予想案を一つ一つ指導し、開発と生産の懸案を解決してやりました。

企業所の技術者と労働者は知恵を出し合って、朝鮮式の地下鉄用の電動車の開発に成功しました。10月22日、再び企業所を訪れた総書記は、新しくつくった地下鉄用の電動車を見て、本当に素晴らしい、大衆向けの交通手段としての特性と現代感覚に合うよう形と色をよく選んだ、と高く評価しました。

キムジョンテ電気機関車連合企業所のパク・ヨンジン主任技師補佐のお話です。

「私たち労働者がつくった地下鉄用の電動車が自分を大いに力づけたと言って喜んだ金正恩総書記の姿が忘れられません。この日、総書記が喜んだのは、単に立派な電動車を見たからだけではありません。無から有を創造する労働者の自力更生の精神が何よりも大事で頼もしかったからです。当時、電動車の設計図は5千枚以上で、製作した部品は数千種、10万点を超えていました。数十回の失敗にもめげず、自力更生だけが活路だということを直に体験しました」

昨年末の朝鮮労働党中央委員会第8期第6回総会で金正恩総書記は、人民経済の成功裏の発展で重要な中核部門の労働者と科学者、技術者が又もや1960年代、70年代の闘争精神と旗印を高く掲げて、革命の難局を自力で打開することを呼びかけました。

その呼びかけに応え、連合企業所の技術者と労働者は自力更生の精神をさらに高く発揮しています。

（政治―為民献身）

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