絶対的基準

絶対的基準

チュチェ104（2015）年8月、朝鮮の最北端に位置したラソン市*1が例年にない集中豪雨に見舞われ、多大な被害を受けました。

敬愛する最高指導者金正恩委員長は国の最高重大事である国防に関する戦略的問題が協議される朝鮮労働党中央軍事委員会拡大会議で、ラソン市の被害の復旧問題を重要議題として一番先に協議するようにし、人民軍がラソン市の被害復旧を全て受け持って短期間に終えることについての最高司令官の命令を下しました。そしてラソン市の水害復旧現場を訪れ、軍隊と人民の大団結の威力を改めて誇り示そうと軍人たちを励ましました。

その信頼があって、軍人たちは1ヶ月の短期間にラソン市ソンボン地区*2のペクハク洞*3地域に1300戸余りの平屋を建て、その他の地域に周りの風致にマッチした500戸余りの平屋と低層の住宅を建てました。

ラソン市の被害復旧が終わったという話を聞いた金正恩委員長は、又もや現地に赴き、新築の住宅を先に見て始めて安心できるようで訪ねて来た、今日、本当に足取りも軽くここへ来た、と言いました。

金正恩委員長は、住宅を見て建設の出来具合と引越しの支度がどうなっているかつぶさに調べました。そして新築の住宅が元の家より良いか、オンドルはよく暖められるのか、給水はどうなのかなどについて詳しく聞き、ここの住民が喜ぶなら私も嬉しい、その甲斐あって革命を行うものだと言いました。

長い時間をかけて建設の状況を見聞きした金正恩委員長は、同行した人たちに内部の仕上げ工事を几帳面に行わなければならない、公共施設の工事を質的に行ったかどうかはそれを利用する主人である人民が評価するようにすべきだ、新築の住宅もそこに住む人たちが良いと言ってこそ実際によく出来たものだと言える、と言いました。さらに、われわれはいつ何処で何をするにしても、人民の声に耳を傾けるべきで、それを基準にしなければならない、と重ねて念を押しました。

建物がいくら立派に建てられたといっても、それを利用する人民がよいといわなければ、何の価値もないということ、人民の要求と利益、便益が全ての活動の絶大的基準であるというのが、正に金正恩委員長の気高い意志です。

（今日の朝鮮）

羅先市水害：ある少年の手紙、一番の富、自慢と不満、人民の軍隊、長編叙事詩が生まれたのは、万福洞と命名されたのは、災いを転じて福と成す奇跡、災いを転じて福となす奇跡は生まれる