一番の富

一番の富

一番の富は果たしてなんだろう。その問いに答える話があります。

数年前、敬愛する最高指導者金正恩委員長が空路と航路、陸路を走ってはるばる朝鮮の最北端に位置したラソン市*1の水害復旧の現場を訪れた時のことです。この日、現場を見て軍人たちが嵐のように、火薬に火がついたような勢いで壁の築造をやってのけたと再三評価した金正恩委員長は次のような意味深長な話をしました。

富の中でも一番の富は人民に信頼されることです。私たちは人民に信頼されるならそれに越したことはないという観点を持って、滅私奉仕の精神で人民の信頼にこたえるべきです。その話を胸に刻む指揮官の心は熱くなりました。

朝鮮労働党は、人民のために奉仕し、人民に幸せで裕福な生活をもたらすためにたたかう党だとし、ラソン市の被害復旧は単に自然災害の痕を無くすことではなく、人民の胸にしまわれた党に対する信頼を守るための聖なることだと言った最高指導者なのです。熱い人民愛、限りない献身に強く胸を打たれた軍人建設者は被害復旧を通じて人民の信頼に答えました。

見違えるほど変わったラソン市をまたもや訪れた金正恩委員長は、わずか30日余りという短い間にまた1つの理想の村が生まれた、これは党と大衆の一心団結、軍隊と人民の大団結の勝利だ、一心団結の力があったので前代未聞の被害から一気に立ち直ることが出来たと言いました。翌日、新居入りの集いに参加した被災地の住民は、労働党万歳、社会主義万歳を声を限りに叫びました。

それは、人民の信頼を一番の富とみなし、国と人民のために献身的に尽くしている金正恩委員長への敬慕の念と信頼の表れでした。

（今日の朝鮮）

世の中で一番の富は何でしょうか。その問いに答える一つの話があります。

チュチェ104（2015）年9月17日、敬愛する金正恩総書記は水害の復旧作業が行われている北部地方のラソン市*1を訪れました。8月の末、ラソン市は例年にない集中豪雨に見舞われ、多くの住宅と公共施設が倒壊し、耕地が冠水し、流失するなど多大な被害を受けました。

人民軍軍人たちがラソン市の被害復旧作業を受け持って、10月10日の朝鮮労働党創立記念日の前に終えるよう全ての対策を講じた金正恩総書記は、住宅を失って露天で生活する被災民のことを思えば夜も眠れないと言って、直々現地に赴きました。

総書記は復旧作業の現場を見て、人民に与える住宅が建てられているのを見ると心配事がすっかりなくなるようだ、労働党は人民に奉仕し、人民にさらに幸せで、豊かな生活をさせるために奮闘する党である、ラソン市の被害復旧作業は天災を克服するためのことだけでなく、人民の胸の中に大事にしまわれている労働党への信頼を守るための聖なる闘いだと言いました。

この日、総書記は富の中でも一番大事な富は人民の信頼である、われわれは人民が信頼すればそれ以上望みはないという観点を持って、滅私奉仕の精神で、人民のその信頼に報いるべきだと言いました。

10月7日、金正恩総書記は飛行機と車、船に乗り継いで水害を取り払ったラソン市をまたもや訪れました。そして新築の住宅を先に見て始めて安心できるようで来たとし、足取りも軽く来たと喜んで言いました。明るい笑みを浮かべて新築された住宅を見た総書記は、このように嬉しいこと、甲斐あることはまたとないだろうと言いました。

その翌日、ラソン市では新居入りがありました。母なる労働党、金正恩総書記への感謝の思いで人民が高らかに呼んだ労働党万歳、社会主義万歳の声がラソン市に響き渡りました。

このように人民の信頼を一番の富とみなし、人民のために全てを捧げている金正恩総書記なのです。

（今日の朝鮮）

羅先市水害：ある少年の手紙、自慢と不満、人民の軍隊、絶対的基準、長編叙事詩が生まれたのは、万福洞と命名されたのは、災いを転じて福と成す奇跡、災いを転じて福となす奇跡は生まれる