歌で取り戻した若さチュチェ97(2008)年9月のある日、敬愛する最高指導者金正恩委員長は新居入りしたある将校の家を訪れました。 部屋に入った金正恩委員長は、構造が良い、夫婦の暮らしには不便がないだろうと言いました。部屋を見回して、寄り付きにテープレコーダーを置き、その下にカセットボックスを設けるのがよい、ポチョンボ電子楽団*1の音楽を収録したカセットのセットを送ってあげるから、と優しく言いました。そして、そうすれば、この家を訪ねる人たちが年寄りの夫婦だけが住む家だと見下さないだろうと言いました。 続けて、あなたは元々歌が好きではないか、歌の中に生活がある、人は年を取るほど意識的に文化生活をしてのみ、若さを取り戻すことができる、と言いました。例の将校は目頭が熱くなりました。枯れ木にも花が咲くという昔の話が、自分にとって現実のものとなったのです。 金正恩委員長はその年の12月のある日、カセット入りの段ボール箱と色々な食品を持って、その将校の家をまたもや訪れました。先の約束を忘れず、歌のカセットを持ってきた金正恩委員長を仰いで、将校夫婦は感涙にむせびました。その後、歌はその将校の生活に新しい空気を吹き込みました。いつも活気に満ち溢れるその姿は、周りの人たちの目を引きました。 金正恩委員長のお陰で、若さを取り戻したのです。 (芸術) 2019年の記事
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