2024年4月25日ニュース抜粋
キム・ドクフン内閣総理がピョンアン北道とピョンアン南道の農業部門の実態を現地で把握しました
朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員で朝鮮民主主義人民共和国国務委員会副委員長のキム・ドクフン内閣総理が、ピョンアン北道とピョンアン南道の農業部門の実態を現地で把握しました。
キム総理はパクチョン郡、ウンジョン郡、チョンジュ市、クァクサン郡、スンチョン市、ウンサン郡など各地域の農場を視察し、党が示した今年の穀物の生産目標達成のために当面の農作業に総力を結集している農業部門の勤労者に会って営農の実態を具体的に把握しました。
そしてチョンジュ・トラクター部品工場とソンチョン郡有機質複合肥料工場を訪れて、製品加工の精密度を高めるための技術革新運動を活発に行い、良質の有機質肥料を農場に充分供給しなければならないと述べました。
現地での協議会では、災害性異常気象の影響を克服し、安全な多量収穫のための科学技術的対策を手抜かりなく講じること、農業科学研究機関で生育期間が短く、日照りと塩気によく耐える品種の育種と導入に力を入れることなどが討議されました。
一方、ソンチョン郡地方工業工場の建設現場を訪れたキム総理は、設計と工法通りに建築物の質を徹底的に保障しながら工事を進めている軍人建設者を励まし、郡で工場の運営に必要な原料源の造成を着実に推進することを強調しました。
朝鮮人民革命軍創建92周年に際して党と政府の幹部たちが朝鮮革命博物館を訪れました
朝鮮人民革命軍創建92周年に際して24日、党と政府の幹部たちが朝鮮革命博物館を訪れました。
朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員で、朝鮮民主主義人民共和国国務委員会第1副委員長の最高人民会議常任委員会チェ・リョンヘ委員長など党と政府の幹部と各省、中央機関の責任者がこれに参加しました。
一同、偉大な金日成主席が不滅のチュチェ思想を創始し、自力独立の旗を高く掲げて、抗日武装闘争を輝かしい勝利へと導き、国の解放の歴史的偉業を成し遂げたことについての解説を聞き、抗日革命闘争時期の各エリアを見ました。
朝鮮人民革命軍創建92周年に際した農業勤労者同盟の活動家と同盟員の決意を固める集いが行われました
朝鮮人民革命軍創建92周年に際して24日、ククサ峰革命戦跡地で農業勤労者同盟の活動家と同盟員の決意を固める集いが行われました。
関係部門と農業勤労者同盟の活動家、同盟員がこれに参加しました。
集いに先立って参加者は、ククサ峰革命戦跡地を見て回りました。
集いでは農業勤労者同盟中央委員会のユン・チョル副委員長が決意の文を読み上げました。
文は、金日成主席がチュチェ21（1932）年4月25日、チュチェ型の初の革命的武力である朝鮮人民革命軍を創建して、民族受難の歴史にピリオドが打たれ、国の解放の新しい日が訪ねてきた、農業勤労者同盟の活動家と同盟員のみなは抗日革命家たちが発揮した指導者への忠誠心の伝統、自力更生の革命精神、革命的楽観主義でしっかり武装し、敬愛する金正恩総書記の導きに忠実に従って、党が示した社会主義農村建設の目標を必ず遂行すべきだ、金正恩総書記の導きに従って社会主義の全面的発展のための今の総進軍で、抗日革命家たちが発揮した忠誠心の伝統を永遠に輝かそうと述べています。
次いで決意の表明がありました。
朝鮮人民革命軍の創建92周年に際した労働者と職業同盟員の決意を固める集いがありました
朝鮮人民革命軍の創建92周年に際して23日、中央労働者会館で労働者と職業同盟員の決意を固める集いがありました。
職業同盟の活動家、ピョンヤン市の労働者と職業同盟員が参加した集いで、職業総同盟中央委員会副委員長が決意の文を読み上げました。
文では、朝鮮の革命武力を最も精鋭な革命強兵に発展させた偉大な金日成主席と偉大な金正日国防委員長への最大の敬慕の念、敬愛する金正恩総書記に導かれる朝鮮人民軍は百戦百勝の英雄的軍隊の貴い名と尊位を永遠に馳せるものとの確信が表明されました。
そして国家経済発展5ヵ年計画達成の明白な実践的保証をつけるための今の総進軍で、英雄的金日成・金正日労働者階級の気概を遺憾なく発揮すべきだと述べています。
各国で金日成主席の不滅の業績についての討論会が行われました
偉大な金日成主席の生誕112周年に際して、各国で主席の不滅の業績についての討論会が行われました。
ネパールとバングラデシュ、カンボジア、ドイツ、ルーマニア、ベラルーシ、スロバキア、オーストリア、イタリア、チェコ、セルビア、アルジェリアでの討論会に、政界をはじめ社会各界の人と市民多数が参加しました。
討論会で発言した人たちは金日成主席は非凡な思想家、理論家、偉大な実践家、卓越した政治家、百戦百勝の鋼鉄の総帥、優れた軍事戦略家、国際共産主義運動の傑出した指導者と呼びました。
そして主席が創始したチュチェ思想は、今も実践で大きな力を発揮し、世界的範囲で広く研究され、普及している、金正恩総書記によってチュチェ思想は金日成・金正日主義として豊かに発展し、朝鮮人民と世界人民の闘いを導いていると述べました。
ネパールでの討論会では金正恩総書記に送る祝電が採択されました。
朝鮮の在外公館で金日成主席の生誕112周年記念の催しがありました
朝鮮の在外公館で偉大な金日成主席の生誕112周年記念の催しがありました。
ロシアのハバロフスク、ベトナム、ラオス、モンゴル、シンガポール、インド、カンボジア、パキスタン、ドイツ、ルーマニア、ブルガリア、ベラルーシ、スイス、スウェーデン、オーストリア、イタリア、チェコ、南アフリカ、エチオピア、メキシコ、ブラジル、ベネズエラ駐在代表部、そしてジュネーブ国連事務局および国際機構の常駐代表部、国連駐在朝鮮常任代表部で祝宴、友好の集い、図書・写真展、映画会などが行われました。
それぞれの催しに議会と政府、諸政党、団体、機関の人と各国の外交代表などが招かれ、朝鮮代表部の人が参加しました。
映画会では万民が仰ぎ、敬慕して止まない金日成主席の偉大さを見せる映画と、共和国の尽きない国力、子供たちの幸せな姿を見せるビデオが上映されました。
催しで発言した人たちは、金日成主席を抜きん出た思想家、理論家、卓越した軍事戦略家、世にまれな政治元老として称え、主席が上げた業績は世界の進歩的な人々の心の中に永遠に刻まれるだろうと述べました。
国際問題評論家のカン・ジンソンさんが文を発表しました
国際問題評論家のカン・ジンソンさんの文「ワシントンの同盟圏拡張策動は誰を狙ったものか」の全文は次の通りです。
最近、アジア太平洋地域で軍事ブロックを拡大し、強化しようとする米国の企図が本格化している。
周知のように、8日、米国と英国、オーストラリアの3者国防当局者会談で「AUKUS（オーカス）」と日本の間に先端技術分野の協力推進方案を検討しているという内容の共同声明が発表されたのに続いて、10日、ワシントンで行われた米日首脳会談でバイデンは「AUKUS」に対する日本の参与を確認した。
これで、「AUKUS」の拡大と日本の優先的参与は公式化されたことになる。
米国が「AUKUS」と日本の間の協力が人工知能（AI）とサイバーなど、8つの中核防衛技術に関連した分野に限られる、「AUKUS」加盟国の数を増やすのではない、などと言って弁解しているが、日本の「AUKUS」参与に内在している危険性は地域諸国はもちろん、国際社会全般を緊張させている。
2021年9月、米国と英国、オーストラリアの3者安保協力体としてつくり上げられた「AUKUS」は、発足初期から国際的な核不拡散体制を迂回して、アジア太平洋地域で核覇権を実現するための「アングロサクソン族の原子力潜水艦同盟」として、この水域に敷設された核機雷同様であるという評価を受けてきた。
このような「AUKUS」の拡大が公式化されたことや、その初の加盟候補として第2次世界大戦の時期に核兵器の開発を進めたことがあり、戦後にも核兵器製造能力をひそかに備蓄してきた侵略国家、戦犯国家である日本が選定されたのは、アジア太平洋地域はもちろん、全世界的範囲の安全環境の見地からして深刻な問題だと言わざるを得ない。
「AUKUS」拡大問題が世論化し始めた初期に、英国とオーストラリアは日本が敏感な情報に対する保護システムが円滑でないという点をあげて懐疑的立場を取ったという。
アングロサクソン族の情報共有体「ファイブアイズ（五つの目）」の加盟国であるカナダとニュージーランドが「AUKUS＋」の潜在的候補であったにもかかわらず、日本が先に選ばれたのは結局、米国の圧迫としつこい説得の結果であろうというのが専門家たちの評価である。
米国が日本の「AUKUS」参与を是が非でも推し進めようとする内心は、明白である。
国粋主義に染まり切って「平和憲法」を改悪し、「反撃能力保有」の外皮をかぶって侵略武力の増強に邁進している敗戦国である日本を「AUKUS」という対決の船に乗船させて対中国圧迫の第一線に立たせ、アジア太平洋地域の核機雷原を中国の国境近くに敷設するというのが、米国の腹黒い下心である。
米国の操りの下に進められる「AUKUS」と日本の技術協力が近いうちに正式の加盟国入りにつながり、その他の潜在的候補国の追加的な拡大にまでつながるであろうというのが、大多数の専門家の評価である。
最近、バイデン政権が米日首脳会談に続いて、米国・日本・フィリピンの3者首脳会談を行って、マニラと東京、キャンベラとソウルの間の安保協力の強化をあっせんしたのも、究極にはアジア太平洋地域に存在する多くの覇権実現の道具を「格子縞」のように組み合わせて対中国「統合抑止戦略」実現のためのインフラを2重、3重に構築しようとするところに基本の目的がある。
現実は、米国の公職者たちが云々する中国との「対話ある競争」、二国関係上の「保護欄干の設置」は欺瞞的なスローガンにすぎず、彼らの思惟と実践は徹頭徹尾、反中国対決に志向されていることを改めて傍証している。
中国を主たる敵とする米国の「小規模集団」の創設と絶え間ない拡大の企図によって、発展の機会と潜在力が世界のどの地域よりも豊かなアジア太平洋地域は激しい力の対決場、一触即発の核機雷原と化しており、それによる当面かつ展望的な安保の負担は地域と国際社会が重く担うことになっている。
地域と世界の平和陣営は、特定国家を標的として限界がなくヒステリックに繰り広げられるワシントンの無分別な同盟圏拡張策動に警戒心を高めるべきであろう。
「労働新聞」に社説が載りました
「労働新聞」25日付に、朝鮮人民革命軍創建92周年にちなんだ「思想の血筋、信念の血筋で継がれる朝鮮革命は永遠に必勝不敗である」と題した社説が載りました。
2024.04.25の記事
アナウンス担当：呉英淑（オ・ヨンスク）
ニュース抜粋2024
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