主席を忘れられません
ピョンヤン美術大学の教員であるハン・ソンイルさんの手記です。
「4月は偉大な金日成主席の生誕日を迎える意義深い月です。それで、毎年４月になりますと金日成主席への偲ぶ思いでいっぱいの朝鮮人民なのです。私にも、主席への忘れられない思い出があります。4歳にしかならない時のことでしたが、今もありありと記憶に残っています。
その日は、チュチェ78（1989）年12月31日、マンギョンデ学生少年宮殿*1でピョンヤン市の子供たちの1990年の迎春公演が行われた日でした。主席は、公演の前に私をはじめ4人の子供の詩の朗誦も聞き、絵と筆字も見てくれました。その時、私は、不滅の花・金日成花を描きましたが、主席は本当に上手だと褒めてくれました。この日、主席は、私たちが描いた絵と字を持って行って見ると言い、この子たちと一日中一緒にいるならどんなに良いだろうといいました。そして、私たちと一緒に記念写真も撮り、将来を祝ってくれました。
その後、私は、マンギョンデ学生少年宮殿で才能をもっと伸ばし、国際児童美術展で数回も金メダルを受けました。そして、9歳の時は、朝鮮少年団第5回大会の代表に選ばれ、再び主席と一緒に記念写真を撮りました。小さい時は私が浴した幸せがどんなに大きく、私の才能がどのようにして伸びたのか、知り尽くせませんでした。一つ、二つと年をとり、物心がつくにつれ、多少なりと知りました。それで、ピョンヤン美術大学を卒業し、博士課程を経てから教鞭を取りました。美術の人材を多く育て、立派な作品を手がけようと思ったのです。
今年の1月1日、敬愛する金正恩総書記がマンギョンデ学生少年宮殿に来て、子供たちの2024年の迎春公演に先立ち、美術の才能のある子供たちに会いましたが、『豆画家』の頬を撫でてくれるときは感激してどうしようもありませんでした。ちょうど、金日成主席の祝福を受けた幼い時の私の姿を見る思いだったからでした。一生、子供たちを大事にし、かわいがってくれた金日成主席。その恩愛は金正恩総書記がいて、今日も明日も永遠に受け継がれるでしょう」
（フィーチャー 不滅の業績は万代に末長く輝く）
2024.04.14の記事
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