朝鮮労働党創立記念塔

朝鮮労働党創立記念塔

朝鮮労働党創立記念塔はピョンヤンのテドンガン区域*1のムンス通り*2にあります。とてもユニークな佇まいの記念塔です。

解説係りのキム・ジヘさんのお話です。

「党創立記念塔は1994年9月に建設が始まり、わずか1年で完工しました。1995年10月、朝鮮労働党創立50周年を前にしてここを訪れた偉大な金正日総書記は党創立記念塔は労働党時代の偉大な建造物だと述べました。それまで塔の建設では一つの基壇に一つの心柱（しんばしら）を立てるのが慣例でした。しかし、党創立記念塔は基本のテーマとなるハンマーと鎌､筆を表した3つの心柱を垂直に建てました。記念塔の思想性と芸術性はレリーフの像と文字によって強調されています」

塔の3つの心柱を包んでいる円形の帯の内側には朝鮮労働党の歴史的ルーツと一心団結の威力、世界人民の自主化偉業に励んでいる朝鮮労働党と人民を表現した3つのレリーフ像があります。レリーフ像は朝鮮労働党の歴史的な使命を集中的に見せています。

円形の帯の正面には｢朝鮮人民の全ての勝利の組織者であり導き手である朝鮮労働党万歳！｣というレリーフ文字があって記念塔の性格を強調しています。そして、労働党の導きの下、進む朝鮮人民の前途には勝利と栄光だけがあることを強調しています。

記念塔は偉大な金日成主席と金正日総書記の銅像があるマンスデの丘の対岸のムンス通りに建てられて、朝鮮労働党は名実ともに金日成主席と金正日総書記の名で輝く党であることをはっきりと見せています。