時代の流れは阻めない

時代の流れは阻めない

最近、朝鮮の北と南の関係は、板門店宣言の採択により劇的にもたらされた、和解と団結の調子に乗っています。

朝鮮半島では北と南の間にスポーツと鉄道・道路の連結等各分野に亘って実務者会談が行われ、開城工業地区に共同連絡事務所を開設し軍事的緊張緩和、戦争の危険解消の為の軍事会談と接触が行われています。

朝鮮民族でない正義を平和を重んじる世界の人々が朝鮮半島の目下情勢に拍手を送り、折角もたらされた対話と協力のムードがそのまま維持される事を望んでいます。

しかし北と南の和解と団結・関係改善を望まない反統一勢力は、その魂胆を剥き出しにして統一の道を阻もうと躍起になっています。自由韓国党等の南朝鮮の保守集団は「共和国への制裁圧迫を緩めてはならない」と青筋を立て、北と南の関係改善のムードに水を差しています。

しかも「歴史的な板門店宣言の国会通過を期待してはならない」と言って歯止めを掛け、凝り固まった反統一の悪習をそのまま曝け出しています。南朝鮮人民は既に保守集団の反民族の対決政策に、死刑宣告を下しました。

歴史の地、板門店で始まった北と南の関係の新たな流れに乗って、民族の和解と平和を実現し統一を早めようというのが南朝鮮人民の志向です。朝鮮半島の情勢局面に逆らう反統一勢力の策動が悪辣になっても、自主統一・平和繁栄へ向かう時代の流れは阻む事が出来ません。

反統一勢力は、朴槿惠を弾劾させ保守政権を断固裁いた南朝鮮民意の志向と時代の流れを、はっきり知るべきでしょう。

（時事評論）