指導者を決死の覚悟で守って

指導者を決死の覚悟で守って

12月24日は抗日の女性英金正淑女史の誕生98周年の日です。この日を迎える朝鮮の軍人と人民は厳しい抗日革命の日々、常に偉大な金日成主席の身の安全を守るのを革命の最上の要請、革命戦士の最大の使命として生涯のすべてを尽くした女史の不滅の業績を感慨深く振り返っています。

チュチェ25（1936）年8月のある日、女史が中国東北地方の撫松県城戦闘に参加した時のことです。戦闘の始めから敵兵は必死に抵抗しました。戦闘が長引くことを見通した金日成主席は女史に数人の女子隊員を連れて山ひだに行って食事の支度をしながらそこを守る任務を与えました。

山ひだは部隊が撤退するときの重要なルートとなっていました。女史が女子隊員たちといっしょに食事の支度をしている時、一個小隊ほどの敵兵が不意に襲い掛かってきました。とても緊急な状況でした。

敵兵の進出を許すなら部隊はもちろん、金日成主席のいる司令部を危険に陥れるおそれがありました。女史は滞りなく両手に取った拳銃で敵兵を打ち倒しました。女史に次いで女子隊員たちも一斉に命中弾を浴びせました。

戦闘は苛烈を極めました。弾丸が耳元をすれる危険な時も女史はもっぱら司令部の安全のことだけを考えました。金正淑女史を始め、女子隊員たちの犠牲を覚悟してのたたかいによって山ひだはもちろん、革命の司令部の安全も守られました。

女史は撫松県城戦闘ばかりか、大沙河戦闘、紅旗河戦闘を始め、多くの闘で身がそのまま盾、肉弾となって金日成主席の身の安全を守りました。このように金正淑女史にとって革命の司令部を身を持って守るのは生活と闘争そのものも同じでした。

抗日の日々はもちろん、国が解放された後も女史は主席の身の安全のため自分の全てを捧げました。