地元の特性を生かして

地元の特性を生かして

共和国ではピョンヤンをモデルに各地方の町や農村を地元の特性を生かして立派に造っています。ファンヘ北道*1都市設計研究所は、街造りや道路建設を立派に行い、住宅や公共建築、厚生施設などをユニークに建設して道の面貌を一新させる上で多大な成果を収めています。

ここ数年の間にも、道都サリウォン*2に民族色豊かで現代感覚にマッチしたフォーク街と道立図書館、芸術劇場を立派に建て、内陸都市に遊泳場も作りました。その他、ポンサン郡*3ウンジョン畜産協同農場の住宅地、サリウォン養豚工場などの設計も担当しました。

研究所の設計士は、最も科学的で正確な工法を取り入れた設計をしようと倦むことのない探究を続けました。新しい建築案を出すために昼夜兼行で資料の調査をし、ユニークな建材の色合いも探し出しました。

毎年行われる全国的な建築祭典でファンヘ北道が何度も優勝したのはここの設計チームの努力に負うところが多々あります。今、研究所は道都にチョンバンサンホテルと文化施設を建設し、道内の市、郡所在地をさらに立派に作るための計画を作成しています。

研究所の人みなが、一つの建物を建てても先端技術に頼り、遠い先々にも見劣りがしないような立派なものにしようと鋭意努力しています。建築の造形芸術のいいアイディアを多く出しているばかりか、設計にコンピューターを駆使してその質を高めています。

主任技師のペク・ヨンウさんはこう語ります。

「ファンヘ北道には人民により立派な生活条件を提供しようと生涯を尽くした偉大な金正日総書記の現地指導の足跡が多く残っています。私たちは総書記の愛国心に見習い、地元の特性を生かして市、郡をモダンに作るために知恵と情熱の限りを尽くします。一つを設計しても造形化、芸術化を徹底させ、先々にも遜色のないものを建てるために清らかな心をささげて行くつもりです。遠い先々にも遜色がないよう、パーフェクトに、21世紀に相応しく、まさにこれが、金正日総書記の意図であり、私たちが達成すべき目標なのです」

こうした熱い愛国心と高い目標があるのでファンヘ北道は今後、さらに住み心地のよい所に移り変わるでしょう。