卵の生産を増やしていく

卵の生産を増やしていく

共和国のピョンヤン市*1にマンギョンデ養鶏工場があります。この工場はチュチェ55（1966）年10月17日に建てられました。その後、工場では生産性向上のためのイノベーションに励み、市民により多くの卵を供給できるしっかりした土台を築きました。

オム・ジョンシル主任技師のお話です。

「今、工場ではより多くの卵の生産を目指しています。各職場の実態を詳しく把握したのに基づいて日別、週別の卵の生産計画を現実に即して立て、難題解決のことにもそのつど取り組んでいます。特に、夏は蒸し暑い日が続きますのでそれにあわせて、飼育舎のクーラーの対策と日にち別、成長別の鶏の飼料対策を徹底させ、卵の生産が中断なく行われるようにしています。また、飼育係がもれなく学習に参加して養鶏技術を会得しているので、卵の生産は高い水準で維持されています」

工場では統合生産管理システムにより、養鶏管理と卵の生産をリアルタイムで監視し、コントロールしています。工場ではまた、経済的効率の高い優良品種と先進的な飼育管理システムを取り入れることにも力を入れています。

飼育係は産卵期の鶏のいる飼育舎の照明と排気、日にち別と成長別の飼料の保障をスタンダードで行って、産卵率を高めながら充実した鶏を丹精して育てています。また飼育舎の消毒をしっかり行い、クーラーと水の保障などを科学化して成鶏の増量率を高めています。

特に、ひなの生理的特性に即して温度と湿度の保障、飼料供給など栄養管理を規定通りに行なっています。この工場の人たちは鶏の検診と飼育舎の消毒を日常的に行なって卵の生産の安全を保っています。

もっと多くの卵を生産しよう、これがモットーで、この工場の人たちの努力はそのまま市民の食生活の向上へとつながるでしょう。