医学の進歩を促す契機に

医学の進歩を促す契機に

朝鮮で医療ケアの質を高めて人民の健康増進に役立てるための科学研究が活発に行われています。ピョンヤンで行われた「全国保健医療部門の科学技術の成果の展示会2018」がそれを雄弁に語っています。

保健省のリュ・ヨンチョル局長は話します。

「医療現場で提起される科学技術上の諸問題を、自分の力と技術で解決するための科学研究に力を入れて、少なからぬ成果を収めました。特に、医薬品生産用の原料と資材を国産化する科学的な土台が築かれました」

保健省と朝鮮科学技術総連盟中央委員会の共催による今回の展示会では、保健医療部門と関連部門の250余りのところから出品された3000件余りの科学研究の成果が紹介されました。保健医療部門の自立的な技術の確立に役立つ価値ある成果と経験が広く普及され、科学技術の発表会も催されました。

展示会で各種医療設備と器具、IT製品、医療用消耗品、健康食品が参加者の関心を集めました。これまでとは異なり、今回の展示会には科学、教育機関の科学者、技術者も多く参加しました。キムチェク工業総合大学と国家科学院から出品された手術患者用の麻酔器と手術顕微鏡、多性能の空気浄化消毒器などは、臨床において意義が大きいことで参加者の耳目を集めました。

医学研究院から出品された数十種の必需医薬品生産用の中間体は、その品質が高いことで評価され、臨床で切に求められる救急蘇生薬を生産する土台を築きました。リュギョン歯科病院とピョンヤン歯科衛生用品工場では医療機器と機能性および治療用の歯磨き粉を出しましたが、これまた参加者の目を引きました。

関連部門の科学者、技術者が出品した並列心電図監視システムと解剖学実習室などは治療と予防機関はもちろん、医学教育専門家の間で高く評価されました。展示会は、国の医学を発展させ、保健医療部門の主体化、現代化、情報化、科学化を実現する上で収められた成果と経験を一般化する重要な契機となりました。

リュさんは話します。

「科学研究部門で収められた成果と経験をより強固なものにし、保健医療の実践での科学技術上の諸問題を国の科学者、技術者の知恵と力によって、さらに多く、さらに立派に、さらに高いレベルで解決していくつもりです」

（今日の朝鮮）

• 2018.12.01 「全国保健医療部門の科学技術の成果の展示会2018」がオープン
• 2018.12.08 「全国保健医療部門の科学技術の成果の展示会2018」閉会
• 2019.11.26 全国保健医療部門科学技術成果展示会2019がオープンしました
• 2022.11.23 「全国防疫、保健医療部門の科学技術発表会及び展示会・2022」
• 2022.11.30 「全国防疫、保健医療部門科学技術発表会及び展示会・2022」が閉会しました
• 2023.08.19 全国防疫、保健医療部門の科学技術発表会が行われました
• 2023.11.17 「全国保健医療部門の科学技術成果展示会・2023」がオープンしました