人民への献身の道

人民への献身の道

この1年が暮れかかる今、朝鮮人民は人民愛で綴られたチュチェ107（2018）年を深い感動の中、思い起こしています。

人民の幸せのために、炎天下の夏の日も、吹雪く冬の日も、人民がいる所なら、国の果てまで訪れた敬愛する最高指導者金正恩委員長でした。その中には、ペクトゥ山*1の真下のサムジヨン郡*2もあり、国の北西端のシンド郡*3もあります。

夢の中でも見てる　まぶしいその姿
誰も我知らずに喜び抑えきれない
もしか訪ねてくるようで募る恋しさやるせない
心馳せる遠くまで元帥の来る道に

今も、シンド郡の人たちは、この6月、時化る海を渡り、ぬかるんだ道を歩んで、西海岸の果ての自分たちの郡まで訪ねてきた金正恩委員長の優しい姿を忘れていません。

シンド郡のキム・ジュンシクさんのお話です。

「思いのほか、金正恩委員長に会ったので、私は涙があふれ出て、挨拶の言葉もろくに言えませんでした。郡の葦の生産の具合について見聞きした金正恩委員長は、葦の生産で機械化の比重を高め、葦の栽培に力を入れて、最高収穫年度の記録を維持し、今後とも引き続き葦の豊作をもたらそう、と言いました」

シンド郡の葦の生産を盛り立てて、郡の住民に豊かな生活をさせるのは、金正恩委員長の揺るぎない決心でした。その後、シンド郡の住民にバスをはじめ恩情こもる贈り物がたくさん届きました。

シンド郡のある住民はこう語りました。

「金正恩委員長から贈り物を頂いて、うちの家族は一晩中まんじりともできませんでした。深くも深い恩情が込められた優しい父からの贈り物でしたので、その数々に触ってみたり、抱いたりして感激の涙を流したものです。金正恩委員長のように人民を大事にし、人民のためなら何も惜しまないそのような方がまたといるでしょうか」

・・・
訪ねたその時の岸辺はどこ
見渡す限り広がる壮大なこの姿は
猛暑の中、金正恩委員長が
汗でびっしょりになって
炎天下の砂浜に
楽しそうに歩みを記したその日にもたらしたもの・・・

海の景色にふさわしく
波の模様、貝の模様のしゃれた新居と
超高層ビルをほどよく建てるなら
名山の万の景色も顔負けするだろう
ハハハ・・・

果てしなく波打つ海よ
春の日も
かんかん照りの夏の日も
風の冷たい晩秋の日も訪れた
真珠より大事なその足跡包もうと
岸に打ち寄せる波
・・・

この詩は、人民をいっそう喜ばせようと、東海岸に世界レベルの海岸観光都市を建てる構想を持って、ウォンサン・カルマ海岸観光地区*4の建設現場を春の日も、蒸し暑い夏の日も、晩秋の日も立て続けに訪れた金正恩委員長の献身ぶりを表したものです。

この8月も、金正恩委員長は炎天下の中、現地指導を続けました。

人民が利用する新型のトロリーバスと路面電車を見るため、万事を後に回して現地に出向き、人民の食生活に潤いをもたらすため、サムチョン・ナマズ養殖工場とクムサンポ塩辛加工工場を訪れ、献身の労苦を捧げました。

そして、空の星でも取ったように心が弾む、冷凍されたナマズを見ていると、まるで金塊を積んだようだ、朝鮮民族の優れた塩辛の文化をさらに発展させて、人民の食生活を潤そう、と喜びに満ちて話したその言葉は、人民の胸を強く打っています。

これだけではありません。

年末の12月も、ウォンサン革靴工場と東海岸の各水産事業所を訪れた金正恩委員長の姿は正に優しい父そのままだった、と人民は感激に満ちて言っています。1年中歩み続けた金正恩委員長の献身の道は、人民がいる所なら、どこでも訪ねていった人民愛の道のりです。

私の喜びはいつも人民の幸せの中にある、私は人民が幸せで豊かに暮らせるなら、どんなこともいとわない、と言った金正恩委員長です。献身で綴られた金正恩委員長の愛情は、正にこの地に幸せの花を咲かせた暖かい春の日差しそのものでした。

胸に感じるその愛は春の日差し　暖かい
尽きぬ恵みに頬濡らし　夢に描き見る
運命も未来もあなたにあずけて
真心を尽くします　月日果てるまで

（今日の朝鮮）