ピョンヤン人形劇団

ピョンヤン人形劇団

子供の頃、童心の夢を託して遊んだお人形さん、誰にでも馴染み深い存在です。そのお人形さんが今は単なる遊び道具でなく、生きているのも同然の存在として、育ち行く世代の生活の一部分となっています。

朝鮮にはさまざまなテーマと形の人形劇を生み出して観客を喜ばせているピョンヤン人形劇団があります。ピョンヤン人形劇団が設立されたのはチュチェ50（1961）年8月13日です。

偉大な金日成主席の正しい指導のもとでスタートを切った朝鮮の人形劇は偉大な金正日総書記の精力的な導きによって、主体的な人形劇としての独自な顔を持って、発展の道のりをたどってきました。

ピョンヤン人形劇団の団長シン・ヨンジュンさんのお話です。

「偉大な金正日総書記は発展する現実に即して、人形劇の進む道を明るく示し、創作の方向と上演の形式、方法にいたるまで具体的に教えました。そして、劇団で作った作品を何度も見て高く評価しただけでなく、創作と上演に必要な設備や機材もそろってあげました」

ピョンヤン人形劇団の創作家、芸術家たちは劇団の物質的・技術的土台と創造能力の向上に合わせて、金日成主席と金正日総書記が子供たちに聞かせてくれた昔話をテーマにした人形劇をはじめ、思想性、芸術性ともに優れた作品を多く作りました。

人形劇「セミとアリ」、「フンブとノルブ」、「セッチェの優しい心」、「宝の桶と空っぽの桶」、「ウサギ伝」をはじめ、ピョンヤン人形劇団で創作して上演したさまざまなテーマと形式の人形劇は子供たちの心を捉える人気作品として広く知られています。

ピョンヤン人形劇団は地方巡演にもたびたび出向き、この過程に生徒たちの思想教育と知能啓発、文化生活に役立つ立派な芸術団体に成長しました。今、朝鮮の人形劇は次の世代を大事にした金日成主席と金正日総書記の崇高な志をそのまま受け継ぐ敬愛する最高指導者金正恩元帥の深い関心の中、一層発展しています。

ピョンヤン人形劇団の創作家、芸術家たちは育ちゆく世代の情緒と感覚に合い、思想性、芸術性共にすぐれた人形劇をもっと多く創作するため、情熱の限りを尽くしています。