いつも優しいその姿を思い起こしています
ピョンヤン・ナマズ養殖工場の支配人パク・ヨンロクさんの手記です。
「私たちの工場の構内には、偉大な金正日総書記を描いたモザイク画があります。総書記の優しい姿を仰ぐたびに切なる思いに包まれる私です。現代化が実現した工場を総書記に見ていただいたなら、どんなに良かったことだろう、とですね。
ピョンヤン・ナマズ養殖工場は、金正日総書記が生前、深い関心を向けていた工場の1つです。人民の食生活の向上のために腐心した総書記は、工場の敷地も見立て、その名もつけました。そして、チュチェ98（2009）年9月30日、工場を訪れて、長時間に渡って生産工程を1つ1つ見ました。養殖池ごとにひしめく肥えたナマズを満ち足りた気持ちで眺めていた総書記の笑顔を今も忘れられません。
この日、総書記はナマズの養殖で転機を迎えて、人民の食生活に一日も早く、潤いを足してあげよう、と懇ろに頼みました。ところが、これが総書記が工場を訪れた最後の日になるとは誰も考えられませんでした。工場の従業員は、忘れられないその日の歴史的場面をモザイク画に描いて、工場の構内に建てました。毎日、モザイク画の前に立ちますと、総書記がより多くのナマズを養殖して人民に送ろうと言って、力づけてくれるようです。
常に人民を思いやった総書記の気高い志は、敬愛する最高指導者金正恩元帥によって見事に実現しています。チュチェ103（2014）年12月、工場を訪れた元帥は、ピョンヤン・ナマズ養殖工場は総書記が人民に残した愛国の遺産だとし、総書記の遺訓通り、ナマズの養殖を一段と増やすための課題を示しました。元帥の現地指導の後、工場の人たちみなが奮い立って、関係機関との協同で50ヶ所以上の改築と新築工事を行いました。こうして、四季を通してナマズ養殖の正常化が可能になり、飼料の生産とナマズの加工、保管に必要な条件が充分揃いました。そして、工事と生産を同時に進めて、ナマズ養殖の計画を上回って達成しました。
チュチェ104（2015）年10月、またもや工場を訪れた元帥はとても喜んで、私たちに感謝し、深い信頼を寄せました。そして、工場の従業員が人民のために生涯を尽くした総書記をいつまでも忘れず、養殖をハイレベルで正常化しようと言いました。私たちは、元帥の言葉通り、総書記の優しい姿を胸の中に大切にしまって、総書記の生前の願いを必ず実現するつもりです」
2017年の記事
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