鉄道輸送能力のアップに寄与した研究グループ

国の鉄道輸送能力をアップさせるための科学研究に知恵と情熱を捧げている人の中には、鉄道研究院の線路建設研究所の科学者たちもいます。これまでここの人たちは、鉄道の安全で正常な運行に多く寄与して来ました。

線路の様々な区間に敷設できる多用途のコンクリートの枕木と固着品を研究し導入して、線路の重量化の実現を科学技術的に裏打ちしました。また、国内で継ぎ目のない線路の基準とその敷設方法を確立して、鉄道の輸送能力を高めました。

近頃は、線路の建設に必須の路盤検査用の測定器を製作して、線路の安定維持に寄与しました。科学者たちは器具の製作に必要な技術案を確定し、そのための装置とプログラムを作って現場で数百回のテストを行いました。

試行錯誤を重ねる中、文献資料を深く研究し、路盤の様々な状態を正しく測定できる検査機器を製作しました。新たに製作された測定機器は、幹線の敷設現場でその性能と良さがはっきりと確証されました。

研究室主任のチェ・スヒョンさんのお話です。

「まだ解決すべき問題は少なくありません。これからレールの寿命を伸ばすための科学研究に励んで、線路の強度を高めるのに役立ちたいと思います」

今、ここの科学者たちは、鉄道の輸送能力をアップさせるための実利的な研究の成果をより多く出すため発奮しています。

（文化―科学技術）

2023.10.18の記事

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