2023年7月17日ニュース抜粋
朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会の政令第1362号が発表されました
7月1日、朝鮮民主主義人民共和国最高人民会議常任委員会の政令第1362号が発表されました。
偉大な祖国解放戦争で不滅の偉勲を立てた参戦老兵と戦時功績者に祖国解放戦争勝利70周年記念メダルが授けられることについてのもので、政令は、祖国解放戦争勝利70周年を意義深く迎える国中の人民と人民軍軍人は、7月27日の奇跡的な勝利をもたらした戦勝世代に熱烈な感謝と崇高な敬意を表している、誇らしい参戦老兵と戦時功績者は厳しい日も幸せな日も変わることなく労働党の指導に従い、社会主義建設と国の統一、国の繁栄のため忠誠と愛国の心を尽くした、祖国解放戦争で不滅の偉勲を立て、革命の各年代を忠誠と愛国で綴った参戦老兵と戦時功績者9296人に戦勝70周年に際して祖国解放戦争勝利70周年記念メダルを授ける、と述べています。
キム・ドクフン内閣総理が各部門の実態を現地で把握しました
朝鮮労働党中央委員会政治局常務委員会委員で朝鮮民主主義人民共和国国務委員会副委員長のキム・ドクフン内閣総理が、各部門の実態を現地で把握しました。
キム総理はファンヘ南道のウンリュル郡とウンチョン郡、ピョンアン南道のチュンサン郡、ナンポ市、オンチョン郡の各農場で、作物の生育状態に応じた肥培管理を科学技術的に行い、農業部門で集中豪雨と台風、津波など災害性異常気象を既成の事実とし、これに対応して排水施設の管理と海岸防潮堤の補強などをきちんと行うことを強調しました。
サリウォン・ボイラー工場でキム総理は、大規模なハウス農場の建設に必要な設備を優先的に生産することを指示しました。
また、建設中のリョンガン石材加工工場とサリウォン市食糧行政事業所を視察し、施工の速度と質ともに保障し、操業後の工場、企業の正常な運営に必要な熟練工の養成を先を見通して行うべきだと述べました。
これに先立ち、キム総理はカンドン・ハウス農場の建設現場を訪れ、工事を日程計画通りに推進するための対策を講じました。
全国鉄道運輸部門科学技術発表会が行われました
朝鮮科学技術総連盟中央委員会朝鮮鉄道運輸協会の主催による全国鉄道運輸部門科学技術発表会が12日から14日まで鉄道省の鉄道研究院で行われました。
「客車の文化性と利便性保障」と言うテーマの発表会に、鉄道省の鉄道研究院、ピョンヤン交通運輸大学、キムジョンテ電気機関車連合企業所など鉄道運輸部門の教員、研究者、技術者などが参加しました。
発表会では客車の衛生施設の開発、衛生施設の水位センサーなどについての論文が高く評価されました。
また、鉄道運輸部門でのこれまでの科学技術の成果についての技術講義とコンテンツの視聴もありました。
水泳が奨励されています
7月と8月のマリンスポーツ月間を迎え、平壌市で勤労者と青少年が水泳で体を鍛えるよう奨励しています。
金日成総合大学では水泳の授業と課外スポーツ活動を活発に展開し、全ての学生が1つ以上の泳法に精通しより高い水泳技術を熟達するようにしています。
西城区域臥山小学校でも屋内プールを一新しカリキュラムに準じて水泳教育と課外水泳活動を活発に展開しています。
（※サイト動画の聞き書き）
人民を大いに励ます多彩な公演活動が展開されています
朝鮮労働党に導かれ、社会主義建設で新たな勝利を収めるために奮い立った人民を大いに励ます多彩な公演活動が各地で展開されています。
5月29日から6月30日までファンヘ北道、ファンヘ南道、ナンポ市でワンジェサン芸術団の公演が行われ、党中央委員会総会の決定実行に励む勤労者の気迫と愛国心を迸らせました。
国立サーカス団の芸術家は、50数日間、ハムギョン北道の各市、郡で公演を行い、国立演劇団の芸術家はチャガン道ヒチョン市で活発な公演活動を行いました。
地方の芸術団体も党中央委員会総会の思想と精神を反映した芸術公演を各地で機動的に行いました。
一方、今年に入って現在まで各地の20の芸能宣伝隊も重要部門で百数十万人を相手に3500回以上の経済鼓舞活動を展開しました。
金日成主席の逝去29周年に際して各国で討論会が開かれました
偉大な金日成主席の逝去29周年に際して各国で討論会が開かれました。
ネパール、シリア、ブルガリア、イタリア、チェコ、セルビア、ギニア、南アフリカ、アルジェリア、ウガンダ、エチオピア、メキシコで主席の業績についての討論会が、バングラデシュで主席の著作についての研究討論会が4日から9日までの間に行われました。
各国の諸政党、団体の人とチュチェ思想研究組織、朝鮮人民との友好・連帯団体の人がこれに参加しました。
討論会で発言した人たちは、金日成主席は20世紀を代表する自主政治の大家、反帝反米闘争の卓越した戦略家、鋼鉄の総帥、人民の優しい父だ、
主席は朝鮮での社会主義偉業の勝利と子々孫々の繁栄のための強固な土台と貴い富を築いた、と述べました。
傀儡地域の労働界がユン・ソクヨル退陣闘争を激烈に展開しました
傀儡地域でファシストの独裁支配で労働者と民衆の生活を破綻させた逆徒ユン・ソクヨルを必ず退陣させるための民主労総・全国民主労働組合総連盟のゼネストが続いています。
13日、民主労総傘下の保健医療産業労組がゼネストに入りました。
ソウル、プサン、クァンジュ、チョンラ南道など全地域で同時展開されたゼネストに歴代最大規模の4万5千人が参加しました。
全地域から集まった2万人以上の労組員の参加の下、ソウルのクァンファ門一帯で決起集会が開かれました。
発言した人たちは、国民の生命には背を向けたまま、脅迫を繰り返すだけのユン・ソクヨル「政府」に立ち向かってゼネストに入ると宣言しました。
この日、全教組・全国教職員労働組合もゼネストに入りました。
ソウルのポシン閣前での決起集会で発言した人たちは、ユン・ソクヨルが教育を荒廃化させ、労組員の生存権を抹殺していると断罪しました。
ついで、保健医療産業労組と教職員労組の人たちはセジョン大路に向かってデモ行進を行いました。
ソウルのセジョン大路で「民主労総のゼネストでユン・ソクヨル政府を退陣させよう！」というテーマの民主労総の大規模な集会が開かれました。
全地域から集まった民主労総の人数万人がこれに参加しました。
発言についで独裁支配の牙城があるリョンサン方向へデモ行進が行われました。
14日は、建設労組がゼネストに入りました。
ソウルとプサン、ウルサン、クァンジュなど全地域で決起集会が開かれました。
この日、保健医療産業労組、公務員労組、全教組などが集会を開き、建設労組と共に民主労総のゼネストに加わりました。
ジャーナリズムは、建設労組、保健医療産業労組など民主労総傘下の各労組がソウルの真っ只中でユン・ソクヨル「政府」退陣闘争を展開した、ユン・ソクヨル退陣闘争の激浪はさらに高まっている、と伝えました。
朝鮮労働党中央委員会キム・ヨジョン副部長の談話
この頃、アメリカ側はわれわれが対話に応じないという世論を喚起している。
近頃、自分たちが一番恐れているのを引き続き目の当たりにした後、不安に駆られているアメリカの心理がそのまま反映された動向である。
今、朝鮮半島の情勢は2017年、朝米の間にかもされた鋭い対決の水準を遥かに超えて、実際の武力衝突の可能性、核戦争勃発の可能性まで取りざたされる有様である。
これら全ての事態の責任が誰にあるかということについては、すでに明らかにしたので、今回はアメリカが世界に向けてそれほど熱烈にアピールしている「前提条件なしの対話」と「外交の門は開かれている」というのがどれほど荒唐無稽なものであるか、解明したい。
1990年代からアメリカと対話を繰り返してきたわれわれとしては、今のアメリカ政府が持ち出している「前提条件なしの対話」の提案に、自分たちが恐れていることに歯止めをかけようとの術策が潜んでいることを知っている。
仮想的に朝米対話が開かれるとしても、今のアメリカ政府が交渉のテーブルに乗せるものはせいぜい、CVIDに過ぎないというのは分かりきったことである。
今になって非核化という単語は古語辞典だけで探して見なければならない、いわば現実では通用しないことである。
アメリカがいくら頭を絞ってみても、今、われわれとの交渉条件、取引のものになるのを探し出せるだろうか。
たとえ、アメリカが数年前の前任者が公約したアメリカ・南朝鮮合同軍事演習の暫定中止といった古臭い手を再び持ち出したり、ぜいぜい、合同軍事訓練の縮小や戦略戦力の展開中止といった可逆的なものを持って、だれそれの興をそそってみようと近づく可能性も予見できる。
時間稼ぎのためのそんな浅はかな術策にだまされるわれわれではない。
アメリカの戦略戦力が朝鮮半島に進入するのは、その気でさえあれば10数時間で展開が完了し、合同軍事演習も兵力を再投入して再開するのに長くて20日なら充分だろう。
もちろん、幻想的ではあるが、たとえ、アメリカが南朝鮮駐留米軍の撤退のような戦略的な手管を持ち出して、南朝鮮から軍隊と装備をそっくり持ち出すといっても、われわれは海外駐留米軍武力が再び入ってきて、「大韓民国」を軍事要衝につくるのに15日ぐらいしかかからないということを知っている。
今日は「テロ支援国家」の帽子を脱がし、明日になっては再びかぶせることぐらい、アメリカの政界では朝飯前である。
つまるところ、アメリカが対話の場でわれわれにプレゼントできるものというのは全て可変的で可逆的なものばかり、というのをわれわれは余りも明白に知っている。
しかし、アメリカがわれわれに望んでいるのは「完全で不可逆的な非核化」である。
ならば、その可逆的な性格を帯びている公約を信じて、わが国家の永遠の安全を目前の利益と取り替えることができるだろうか。
われわれは損するようなことはしない。
なぜ、われわれがアメリカとの対話に全く利害関係を持っていないかということを今になってアメリカは熟知して余りあるだろう。
われわれの新型大陸間弾道ミサイルの発射のことで、今回、国連安保理の会議を通じても、われわれはムン・ジェインからユン・ソクヨルへと、トランプからバイデンへの政権変化と共に、われわれの敵手がどのように朝鮮に対する政策を延長し、どんな甘い夢を見ているか改めて明白に確認することができた。
いくら、前大統領が署名し、公約したものであっても、次期政府はそれを手の裏返しのように裏返すのがまさにアメリカ合衆国と「大韓民国」である。
それでわれわれはユン・ソクヨルであれ、バイデンであれ、そのようないかなる個人を相手にして、戦略を駆使するのではなく、アメリカの特等の手先である「大韓民国」と世界の悪の帝国であるアメリカ合衆国を相手に長期戦略を立てなければならず、圧倒的な抑止力に基づいて朝鮮民主主義人民共和国の将来を見通した安全保障の体制を構築すべきである。
アメリカが合同軍事演習の暫定中止や戦略戦力の展開の中止、可逆的な制裁緩和なるもので、われわれの前進に止めを差し、ひいては不可逆的な武装解除をなしえると思うなら、それこそ妄想である。
われわれは現実を直視し、現実を重視する。
今日、われわれの前の現実はアメリカの自動応答機械のように、鸚鵡返しにする対話ではなく、われわれの面前に時となく飛んでくる核戦略爆撃機とわれわれの主権領域を侵犯するアメリカの空中偵察行為であり、われわれに対する核兵器の使用を公然と謀議する「核協議グループ」会議の招集と40数年ぶりに始めて朝鮮半島水域に進入するアメリカの戦略原潜の出現である。
アメリカは拡大抑止体制をさらに強化するほど、威嚇的な実体である軍事同盟体制を度が過ぎるほど拡大するほど、われわれを自分たちが望む会談のテーブルからさらに遠ざかるようにするだけだということを知るべきである。
目下、朝鮮半島の平和と安定維持で最も確実な方途は、強盗丸出しのアメリカ人と向かい合って、なごやかに問題を解決するのではなく、力の優位に立って、充分な実力行使で彼らの強権と専横を抑えることである。
われわれは国家の主権と領土保全を侵害し、人民の安全を脅かし、朝鮮半島地域の平和と安定を破壊するいかなる行為にも断固対応する用意ができている。
アメリカは自分自身の安保を危うくしながらまで、われわれに手出しするおろかな行為を止めるべきである。
数日前、アメリカが不安に駆られて目撃したのは、すでに開始された朝鮮民主主義人民共和国の軍事的攻勢の始まりに過ぎない。
チュチェ112（2023）年7月17日
ピョンヤン
（※上記項目は夕方のラジオでは放送されなかった）
2023.07.17の記事
アナウンス担当：呉英淑（オ・ヨンスク）、シン・ヨンイル
ニュース抜粋2023
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