自力更生の精神で（千里馬タイル工場）

自力更生の精神で

チョンリマ・タイル工場は朝鮮屈指の総合的な建材生産工場です。工場では一般のタイルから高級タイルに至るまで用途別の各サイズと色のタイルや焼き物の瓦、タイルの施工に使われる建材が生産されています。

チュチェ101（2012）年9月1日、敬愛する金正恩総書記がこの工場を訪れました。工場を見た総書記は、自力で膨大な工事を行って国内の資源と技術で各種建材を意のままに生産できる物質的・技術的土台を築いた、工場で基本原料を国産化しただけでなく、国内に多く埋蔵されている無煙炭をガス化して生産に必要な熱エネルギーを供給しているのが一番気に入る、わが国の原料と燃料で稼動する工場だと評価しました。

チュチェ103（2014）年8月2日、再び工場を訪れた総書記はチョンリマの故郷にあるという意味から工場の名をチョンリマ・タイル工場に改めることを決心したと言いました。

チョンリマ・タイル工場、実に深い意味が込められた名称でした。

1950年代末、朝鮮ではチョンリマ運動が繰り広げられ、社会主義建設の全ての部門で大飛躍が遂げられました。一日に千里を駆ける馬に乗った勢いで、急ピッチで前進しようというのがチョンリマ運動の骨子です。歴史にチョンリマ時代に印された当時、国中に満ち溢れたのは、いかなる困難と試練も自力で勇敢に乗り越える自力更生、刻苦奮闘の精神でした。

チョンリマ時代のその精神でより高く飛躍し、自力更生のモデル工場として先頭で走ることを望む金正恩総書記の深い信頼と期待が、チョンリマ・タイル工場の名称にそのまま込められているのです。

（今日の朝鮮）