特別代表

特別代表

チュチェ112（2013）年2月8日、ピョンヤンで盛大な記念行事が催されました。この日は、朝鮮人民軍創建75周年になる日でした。催しには特別代表が招かれました。その中にはナム・スンボクという女性もいました。

ナムさんは国の防衛を最大の愛国とみなし、数十年間、多くの支援物資を人民軍軍人に送り、子も人民軍に入隊させました。夫は国の守りについて負傷した特別部類の戦傷栄誉軍人です。戦傷栄誉軍人の妻だといってナムさんは人々に尊敬され、愛されてきました。

ナムさんは自分たちの生活にいささかの不便でもあってはと気を使う、この国のためになるよいことを進んでしようと思い、人民軍支援の道を歩んできました。祝日や機会あるごとに、支援物資を人民軍部隊に送ってきたナムさんは朝鮮人民軍創建75周年記念行事に特別代表として参加する光栄に浴しました。そこにはナムさんのように、人民軍軍人を心づくしで支援した多くの人たちがいました。

ナムさんのお話です。

「いかなる名誉や評価を望んで軍隊を支援したのではありません。国の防衛も、社会主義建設も全て受け持って、人民の幸福を創造している軍人たちに少しでも助けになったらと思ったまでのことです。しかし、金正恩総書記は、朝鮮人民軍創建75周年記念行事に私を始め、人民軍の支援で模範的な人たちを特別代表として招き、私たちを愛国者と呼んでくださいました。感謝の気持ちをなんと言い表して良いかわかりません」

金正恩総書記はナムさんたちと一緒に記念写真も撮りました。今年1月のある日、朝鮮人民軍創建75周年記念行事の準備状況を詳しく調べていた総書記は、革命的武力の強化に清らかな心を捧げ、至誠を尽くしている人たちを特別代表として招くようにと言いました。

その数日後も、再び、人民軍の支援で模範的な人たちを今回の行事の特別代表として高く押し立てるべきだとし、見学の日程や食事の手配に至るまであらゆる措置を講じました。

こうして、陰日なたなく、人民軍の支援に励んできた人たちが朝鮮人民軍創建75周年記念行事に特別代表として招かれたのです。

（政治―為民献身）