次の世代への思いやりはシャープペンシル工場にも

次の世代への思いやりはシャープペンシル工場にも

ピョンヤンには、瀟洒なつくりのピョンヤン・シャープペンシル工場があります。この工場では、子供たちと生徒、学生の心理と好みにあういろいろな良質のシャープペンシルを生産しています。この小さなシャープペンシルにも、次の世代を大事にした偉大な金正日総書記の熱い思いが宿っています。

ピョンヤン・シャープペンシル工場の職長リ・サンイルさんは語ります。

「1981年12月、国事に多忙な中にも金正日総書記は、シャープペンシル工場を建てて、生徒、学生に鉛筆の代わりにシャープペンシルを使わせなくてはと教えました。そして、これから建てるシャープペンシル工場の規模と生産能力を定め、せっかく建てるのに、工場の設備を近代的なもので一式揃えてやろうと言いました。総書記は、シャープペンシル工場の建設は、次の世代のためのもので、一旦決めた以上は早く建てるべきだ、子供たちのための良質の鉛筆が作れるなら、資金がいくらかかっても惜しくない、子供たちを立派に育てれば国が強くなる、と熱く言いました」

子供たちを一番大事にする総書記の暖かく細やかな配慮の中、近代的なシャープペンシル工場が操業しました。苦難の行軍、強行軍と言って、国がとても苦しかった時も、総書記は工場の生産状況についてたびたび聞いては、必要な対策を立ててくれました。

晩年のチュチェ100（2011）年5月、この工場を訪れた総書記は、工場で生産したオート・シャープペンシルとカラー・シャープペンシルをはじめいろいろな種類のシャープペンシルを見て、出来がよい、ととても喜びました。そして、これでシャープペンシルの需要を満たせる、良質のシャープペンシルをより多く生産すべきだと教えました。

今も、ピョンヤン・シャープペンシル工場の従業員は、次の世代、未来を大事にした金正日総書記の熱い思い通りに、良質の筆記道具をより多く生産するため励んでいます。

（偉人伝）