朝鮮の気概を轟かした国内進攻作戦

朝鮮の気概を轟かした国内進攻作戦

偉大な金日成主席は15年間の抗日武装闘争を繰り広げて日本帝国主義に国を奪われ、奴隷の運命を強いられていた朝鮮人民を解放した不世出の愛国者、偉大な恩人です。

抗日武装闘争最中の1930年代後半、金日成主席は目下の情勢と朝鮮革命発展の要請を洞察し、抗日武装闘争を国内へと拡大しました。これは日帝を大いに脅かしました。慌てふためいた日帝は治安対策を立てるのに躍起になりました。

主席は1937年3月末、朝鮮人民革命軍の軍事・政治幹部会議を開き、国内進攻作戦を展開する方針を示しました。この作戦の目的は、朝鮮人民革命軍の大部隊が威風堂々と祖国に進出し、日帝の虐政に喘ぐ朝鮮人民に国の解放の信念を持たせ、抗日大戦へと力強く呼び起こすことでした。

主席は朝鮮人民革命軍の主力部隊の優秀な隊員で遠征隊を編成し、国内進攻作戦の準備を最終的に完成しました。そして、日帝軍の戦略的・戦術的要衝であるポチョンボ*1に対する戦闘を直接指揮しました。

主席が鳴らした一発の銃声を合図に、あらゆる暴圧と蛮行の牙城である警察官駐在所と面事務所など日帝の統治機関があっという間に襲撃され、ポチョンボ一帯は解放されました。ポチョンボの人々は街へ繰り出して「金日成将軍万歳」、「朝鮮独立万歳」を叫び、歓声を上げました。

主席は集まった人々に手を振って答え、必勝の信念溢れる反日演説を行いました。ポチョンボ戦闘勝利の意義は、人々に日帝の過酷な植民地ファッショ支配の中にも朝鮮人民は死なずに生きており、日帝と闘えば必ず民族の独立と解放を成し遂げられると言う勝利の信念を持たせたこと、また朝鮮人民の反日民族解放闘争の一大高揚期をもたらしたことです。

ポチョンボ戦闘についで口隅水山戦闘、間三峰戦闘と続いた国内進攻作戦は朝鮮人民革命軍の輝かしい勝利に終わりました。その後、金日成主席はムサン*2地区に進出して国内進攻作戦を繰り広げました。

朝鮮革命博物館の功労解説係の称号を受けたオム・スンシルさんはこう話します。

「金日成主席が又もや祖国に進出して行なったムサン地区進攻作戦は朝鮮で治安が確保されたと豪語した日帝にとって晴天の霹靂のような重大事変でした」

金日成主席が繰り広げたポチョンボ戦闘とムサン地区進攻作戦は朝鮮は死なずに生きており、朝鮮人民は必ず日帝を打ち破り、国の解放を実現できるということを世界に見せる歴史的な出来事でした。