ムサン地区戦闘勝利記念塔

茂山地区戦闘勝利記念塔

共和国北部のリャンガン道*1には偉大な金日成主席が導いた抗日武装闘争のゆかりのところが多くあります。チュチェ28（1939）年5月、リャンガン道のテホンダン*2とシンサドン、シンゲチョクという所とトゥジという岩の付近で戦闘がありましたが、これをムサン地区戦闘と言います。中でも規模が大きかったのはテホンダン戦闘でした。

金日成主席の指揮の下で行なわれたムサン地区戦闘は朝鮮人民革命軍の不敗の威力を示した歴史的な戦闘でした。日帝に大きな打撃を加え、人民に解放の信念を抱かせたムサン地区戦闘の勝利を記念して1970年代にここに記念塔を建てました。今のはその後、立て直したものです。記念塔は金日成主席の銅像とその後ろの銃と銃剣を象った塔、サブテーマの大群像と革命事績碑からなっています。

テホンダン革命戦跡地のキム・ソンヒさんの話です。

「偉大な金正日総書記は2000年3月、ここテホンダン革命戦跡地を訪れて記念塔を先軍の時代にふさわしく全面的に改築するようにと教えました」

総書記は主席の銅像は片手に双眼鏡を取り、他の手を高くかざして攻撃の命令を下す若い将軍の姿にすべきだと言いました。そして塔の改築の方向と方途を詳しく示しました。キム・ソンヒさんは言います。

「2002年10月8日、改築された記念塔を訪れた総書記は先ず主席の銅像から見ました。そしてテホンダンガ原に主席の銅像を立派に建てたと満足の意を表し、主席の銅像が明るいのが本当に素晴らしいと述べました。この日、総書記は塔とサブテーマの大群像も見ました」

「ムサン地区戦闘勝利記念塔」とレリーフされている銃を表現した塔の前で総書記は、記念塔を銃の形で立てたのが素晴らしいです、先軍の時代の傑作ですと高く評価しました。

「ムサン地区戦闘勝利記念塔」は先軍によって勝利して来た朝鮮革命の誇らしい年代を伝える歴史の記念碑として永遠にそびえているでしょう。