朝鮮の声郵便箱210627

「朝鮮の声」郵便箱 2021.06.27

シン・ヨンイル：「朝鮮の声」放送へようこそ。はい、皆さんもご存知のようにチュチェ39年（1950）6月25日は朝鮮人民の胸に永遠に癒せぬ傷を残した日です。日本のおりいとくいちろう*1さんをはじめ「朝鮮の声」の多くの友人の皆さんは、1950年から1953年までの3年間の祖国解放戦争は朝鮮人民が敵愾心に燃えて国を護って戦った戦争であると同時に、余りにも多くの不幸と苦痛を強いられた残酷極まりない戦争だったと言いました。

振り返ってみますとこの地の山と野には土よりも薬莢が多く、鳥の囀りも無くなった戦争の3年間でした。この3年間の戦争の時人民軍軍人の胸には、青春も生命も躊躇う事無く捧げる力と勇気を与える大事なもの、懐かしい故里への思いが宿っていました。人民軍軍人を勝利の為の決死の戦いへと奮い立たせた故里の歌、戦時歌謡「ふるさとの我が家*2」をお送りします。共同作詞、人民芸術家リ・ミョンサン*3作曲のこの歌はチュチェ41年（1952）に世に送り出されました。この歌をじっくりご鑑賞下さい。

ふるさとの我が家

楽しき思い出、我が故里よ、愛しの我が家に馳せる思いは
将軍くれた地に種蒔く春の日、秋には黄金の波打つ喜び
あぁ、されど我が里は燃え尽きて、私は銃取り誓いを込めて、帰らぬ春を国に捧げた
忘れず居ておくれ愛する山河よ、勝利し戻る日にお前を抱きしめ
世界が羨む暮らしを築き、将軍の許で幸せ歌おう

シン・ヨンイル：只今まで、戦争の日々に響き渡った「ふるさとの我が家」、この歌をお送りしました。では皆さん、次のこの時間にまたお会いしましょう。

（「朝鮮の声」放送）